新年度から中継が大幅リニューアルした児島競艇今節は、児島競艇担当の名物記者森田新吾でおなじみデイリースポーツが冠のデイリースポーツ杯
 今節2日目の4月25日に23歳の誕生日を迎えた大阪99期4412大原由子。当日2Rで「今日は自らのバースデー。なにわのゆうこりん大原由子進撃開始の記念日となるか。(動画」と今節前半実況の鹿島俊昭アナに言われたなにわのゆうこりんですが、今節4日目の27日1Rで事故レースながら通算3回目の2着入線。

 なにか近いうちの水神祭を期待させる今節でしたが、今日の1Rで遂にやってくれました。
 6号艇に乗艇し、241/365の5コースから09トップスタート決めたなにわのゆうこりんは、3号艇岸蔭亮(兵庫99期4404)の先捲りに対し二段捲りを敢行し、これが見事決まって先頭。2番手に残した2号艇・元祖なにわのマドンナ高橋淳美に差を詰められますが何とか振り切り、「競艇界のアイドル。なにわのゆうこりん。待ちに待ったデビュー初勝利までターンマークあとひとつ。丁寧に回ってこい。6号艇の大原由子。ファンの皆さんも涙する瞬間。(動画」と、最後に「ほんま、おめでとう!」とも実況した鹿島アナによる思い入れたっぷりの実況をバックに遂にデビュー初1着。2006年11月27日住之江あざやか霜月競走初日1Rでデビューしてから約2年5ヶ月、267走目にして遂に水神祭の時を迎えました!

 ところで、鹿島アナとなにわのゆうこりんの関係といえば、昨年12月23日の賞金王決定戦スペシャルトークショーですね。鹿島アナによる「ファイト一発ゆうこりん!」はまさに今日の為にあるようなお言葉ですね。
鹿島アナとなにわのゆうこりんとちいちゃん


 優勝戦は枠なり3vs3の進入から01タッチスタートの1号艇辻栄蔵に対し「2コォ〜ス〜!これはちょっと早い。」と今節後半実況の椛島健一アナに言われてしまった2号艇山口剛が差しに行きますが、軽く振りきった辻ちゃんが前走地徳山すなっちスプリングカップに続く今年5回目・通算43回目の優勝
 2番手の山口剛は+03のフライングに散り、外マイで3番手の4号艇伊藤宏が2着に。このFが今期2本目になった山口剛は若松SGオーシャンカップと丸亀SGモーターボート記念(丸亀巧者なだけにこのFは痛い!)がF休みになったのに対し、伊藤宏は地元OC選考順位予備2位まで上がり、OC出場が現実味を帯びてきました。

平和島マクール杯優勝戦

 「BOATBoy Presents 水上の格闘技 THE 競艇ナイト2」から一夜明けた今日、「1993年8月創刊マクール。実はサブタイトルを含めますと全速ツケマイな切れ味競艇専門マガジンマクールが正式とお伝えしておきます。(動画」と、昨夜の主役・ベイ吉松永良一アナにお伝えされた優勝戦は枠なり3vs3の進入から1号艇秋山直之がにゃんと06トップスタートぶち込む速攻でぶっちぎり、「シリーズ冠はマクールでありましたが、水面ファイナルはニゲールでありましたとお伝えしておきます。」とお伝えされて今年2回目・平和島2回目・通算30回目の優勝。差し順走の2号艇金子良昭が2着。

下関山口新聞社杯争奪快速王決定戦優勝戦

 鳴門G1競艇名人戦組から3人が優出した一戦は15/26/34の進入から2号艇瀬尾達也が捲りに行くも1号艇細川明人が抵抗。
 この展開を突いた5号艇山崎毅第10代名人位が差しきって先頭に立ち、細川が2番手になりますが、捲り差し入れず3番手だった4号艇榮田将彦(山口)が切り返して内に潜り込み、1M山崎たけしにブロックされた6号艇原由樹夫も山崎の内側に。
 そして2Mは榮田がトップで回り、細川が外全速で2番手ターンとなったのに対し、差しに構えた山崎たけしは原由を捌くのに手こずり一歩後退。
 この結果、先頭争いは榮田と細川の争いに絞られますが、2周1M内から細川を張って回った榮田がここで単独先頭に立ち、恵里マイラブの榮田(2月7日生まれO型)は2003年10月徳山一般競走以来となる通算2回目の優勝で地元山口県競艇場完全制覇。表彰式動画ではプロフィール写真と全く違うハッスルマニア榮田(期間勝率6.57でA1昇級)のご尊顔が見られます。
 尚、3着争いは岡山の原坊が2周1M山崎たけしを締めて先行。必死に食らいつく山崎たけしを2周2Mも3周1Mも締めて振り切り3着確保。ちなみに期間勝率は原坊が6.62で山崎たけしが6.43とどちらもA1です。

三国ビクトリーチャンネル杯優勝戦

 初日メイン龍翔選抜組から唯一優出した大嶋一也が1号艇の一戦は枠なり3vs3の進入から大嶋の19スタートに対し、今節4勝2着2本の成績急騰でデビュー初優出を決めた2号艇南野利騰(石川99期4405)が08トップスタート。
 しかし艇を伸ばして逃げの体勢を作った大嶋がナンノこれしきっ!と南野を捲らせず差させずで完全にブロック。3号艇大平誉史明の差しも振り切った大嶋は通算67回目となる優勝のゴールイン。

鳴門日本財団会長杯競走優勝戦

 16/2/356の進入から2号艇山田豊が捲り差しで先頭、1号艇野添貴裕と6号艇高濱芳久で2番手接戦になるも、2Mで山田と高濱の間をスパッと割った野添が山田に舳先を掛け、2周1M内から山田を張って回った野添が逆転で今年2回目・通算24回目の優勝
 1M高濱が壁になり捲り差し不発で4番手の4号艇一宮稔弘(徳島)は2M高濱を差して3番手に浮上。そして2周1M、野添が山田を張った展開を突いての小回りで逆転2着。

宮島競艇ダイナマイト優勝戦

 オール中国地区になった優勝戦は枠なり4vs2の進入から1号艇白井英治(山口)が堂々押し切り今年3回目・宮島4回目・通算42回目の優勝。6コース22と1番遅いスタートながら冷静な遅れ差しでBS伸びきった6号艇岡瀬正人(岡山)が2着。

芦屋全日本オール女子選手権優勝戦

 枠なり3vs3の進入から1号艇田口節子(岡山)が押し切り昨年に続く全日本女子選手権連覇にして芦屋4連続Vとなる通算20回目の優勝。2番差しの4号艇角ひとみが2着。
 尚、ここは2コース差しが引き波に揉まれて6着に終わった2号艇片岡恵里(山口)ですが、期間勝率6.58で自身初のA1昇級が決まってます。

福岡スカパー!杯優勝戦

 枠なり5vs1の進入から1号艇北川敏弘(佐賀県)が31とスタート遅れ、19スタートの2号艇森永淳(佐賀県)がひと捲りで先頭に立ち、森永は福岡2回目・通算11回目の優勝
 後続は大外単騎ガマシ14トップスタートからためて差した6号艇上野秀和(福岡)が2番手も、3周1M内から艇を伸ばした3号艇沖島広和(福岡)が先行してにわかに混戦。ここは上野が差して捌くも、3周2Mターン流れた上野に対し沖島の差しが入って、かなり際どくなりますが、なんとか振り切った上野が0.1秒差2着を守りました。

桐生下野新聞社杯優勝戦

 枠なり3vs3の進入から4号艇村田修次が09トップスタート決めたのを受けて15スタートの3号艇坪井康晴が先捲り。
 しかし、つボイの捲りは1号艇若女井正に抵抗され、つボイは後退。そして、この展開を突いて捲り差したムラッシュが通算29回目の優勝
 後続は内残した2号艇山谷央が2番手も、2Mで外のワカメちゃんを牽制しながらぶん回った山谷に対してつポイの差しが入り、2周1M内から先行したつボイが逆転2着。

日刊スポーツ3社合併記念蒲郡スプリングカップ優勝戦

 来月2日から8月30日までモンテローザと提携した蒲郡マリンアーケードが開設され、ビール販売も解禁されますが、一方世界の山ちゃん蒲郡競艇場店が本日で閉店する事を、本日現地に行っている山ちゃんさんのメールで知りました。

 それはさておき優勝戦は枠なり3vs3の進入から1号艇大西源喜が12トップスタートの速攻で力強く押し切り通算18回目の優勝。冷静に捲り差した5号艇中里英夫が2着。