新年度最初のG1は中日スポーツ金杯争奪常滑競艇開設56周年記念競走G1マーメイドグランプリ。まあメイド in 常滑の壺と中スポ金杯を手に入れるのは誰か。
 優勝戦は6号艇仲口博崇(愛知)が4カドを取って123/645の進入になりますが他艇の起こし位置には影響が無く、ゆとりある助走距離から1号艇吉川元浩が03トップスタート、2号艇菊地孝平が07スタートと、内枠2艇が好スタート。そして吉川が懐を充分に取った旋回でイン速攻を決め、記念12回目にして通算38回目の優勝表彰式特設サイトに動画あり)では、中スポ金杯を抱えながらネコ耳コンパニオン2名を両脇に記念撮影だニャン。
 後続は吉川と孝平の間を割る捲り差しを見せた4号艇池田浩二(愛知)が2番手につけ、2M出口でややキャビッた池田浩に対し孝平の外全速戦が迫りますが、ここと2周1Mにおける孝平の攻めをこらえきった池田浩二が皆川浩二新競走会長の地元常滑で優出2着。

桐生ドラキリュウカップ U-30 Championship 発見・・ダイヤの原石!!優勝戦

 昨年のアクアンnight開幕戦は4月9日最終日だったG3新鋭リーグ第3戦。そして今年も4月9日が最終日になったアクアンnight開幕戦は新鋭リーグ戦でこそないものの、オール4000番台の20代選手で構成されたGOLDEN BOYSの祭典にキャッチアップ!
 優勝戦は28歳の2号艇中村亮太(長崎86期4070)と24歳の4号艇林祐介(岡山91期4214)と27歳の5号艇山崎裕司(広島90期4163)がリーグ戦卒業組、残る3人がリーグ戦組というメンバー。
 レースは枠なり3vs3の進入から林と山崎がややスタート遅れ、デビュー初優出だった22歳の6号艇松竹大輔(愛知100期4442)が11スタートから絞り込む体勢。ですが、同じくデビュー初優出だった24歳の3号艇田路朋史(兵庫98期4381)が抵抗の先捲りで松○大輔を張り飛ばし、田路と同じ10トップタイスタートだった23歳の1号艇篠崎元志(福岡96期4350)がその間に逃げの体勢をがっちり固めてぶっちぎり、今年2回目・通算5回目の優勝。順走の中村(通算V4)が2着で、優勝回数上位の2選手で決まりました。
 さて、昨年の新鋭リーグに続き4月9日の桐生で2年連続2回目のVを飾った2008年最優秀新人篠崎元志、もし斡旋されれば6月23日から始まる東京中日スポーツ杯G3新鋭リーグ第7戦で桐生新鋭連覇もかかります。

【青山さんおつかれさまでした】

 以上の様に本日は常滑G1と桐生U-30戦が優勝戦でしたが、コクと渋さが光った群馬支部のベテラン・32期2545青山登58歳が昨年度の3月24日常滑半田大賞最終日11R特別選抜戦を最後に引退した事を記載しておきます。
 ここ数年では2005年9月蒲郡スピード王座決定戦と同年10月常滑JLC杯争奪戦競走の愛知2場で共に優出6号艇2着だったのが記憶に強かったです。ちなみに自分は現役時代を知りませんが、青山登は21期2048青山忠司元選手との兄弟レーサーでした。
 ここで経歴を紹介。1971年11月26日に戸田でデビューした青山登は1972年3月に常滑で初1着。その後1973年7月に児島で初優勝を飾り、1990年5月の住之江笹川賞でSG初出場。出走回数8088回・1着回数1651回・通算優勝回数40回・通算勝率5.72の成績を残しましたが、とりわけ光るのは1995年6月のG1江戸川競艇開設40周年記念優勝ですね。