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 児島競艇の6日間シリーズ日本財団会長杯は準優勝戦3個カードがメインの5日目。1つ目の準優勝戦10Rは枠なり3vs3から1号艇山本隆幸と2号艇出畑孝典が「1コースと2コース踏み込んだスリットォ!1号艇の山本2号艇の出畑ぁ!(動画」 と気合いのスリットを放ちましたが結果は明暗。03スタートの山本がきっちり逃げる圧勝劇を披露したのに対し、01スタートの出畑は差し構えも07スタートの3号艇・艇界の牛若丸伯母芳恒に叩かれて最後方。これにより2番手は伯母と差した4号艇大町利克の争いとなり、2M内から先行した大町を差した伯母が2番手。しかし2周2Mで伯母が痛恨のキャビテーションを起こし、もたついた隙を差した大町が逆転2着優出。

 準優2つ目の11Rは枠なり3vs3の進入からインと2コースが凹み、19スタートから一気の捲りを決めた3号艇田中健太郎(岡山85期4038)が1着となり遂にデビュー初優出。
 後続は捲り差した4号艇・瀬戸の魔神井川真人(岡山)と34スタートながら踏ん張った2号艇田口節子(岡山85期4050)で併走となり、32スタートで4番手の1号艇坂口周も2M切り返しで2番手争いに参戦。2Mは坂口・田口・魔神の順で回り、HSでは中の田口と内の魔神が併走で、外の坂口ややや形勢不利。2周1Mは魔神が先に回り田口と坂口が差しに構えるも、田口の差しは艇が浮いて不発。今度は魔神と坂口で併走となり、遅れを取った田口が2周2M切り返しで巻き返しを図りますがバウンドで不発。そして坂口は田口を抱いて回ったのに対し魔神は差しに出たのが吉と出て、3周1M内から先行した魔神が激戦巡り巡った2着争いを制しました。尚、3周1M魔神に牽制された坂口は田口にさされますが、3周2Mさし返して3着。ちなみに2連単14990円2連複14020円3連単28510円でした。

 最後の準優勝戦12Rは6号艇藤丸光一が動いて16/2/345の進入となり3号艇宇土泰就がカドから17トップスタート決めるものの、29スタートながら機力上位の2号艇本部真吾(三重78期3823)が壁になって伸びきるまでには至らず、21スタートの1号艇中岡正彦(香川78期3849)がすんなり1Mを先行して1着
 後続は宇土が捲り差しに行くも28スタートの藤丸に張られて後退。藤丸と差し続く本部の2番手争いになり2Mは本部が先行して優位に。そして1M捲り差し不発も2Mで内に潜り込んだ4号艇池田雄一もHSで2番手争いに参戦しますが、2周1Mで池田を包み込んだ本部がここで抜け出し、2周2Mも藤丸の突っ込みを難なく包みきって2着優出。その2周2Mで突っ込み不発に終わった藤丸を差した池田がここで3番手に浮上。藤丸は3周1M切り返しからの先マイで3番手を奪い返すも3周2M全速旋回の池田が藤丸を捲りきって3着争いを制しました。
児島競艇場

 頂上決戦、今シリーズのチャンプを決める戦い優勝戦の枠番です。

1:中岡正彦 2:山本隆幸 3:田中健太郎 4:本部真吾 5:大町利克 6:井川真人

 銀河系軍団(命名者:山本隆幸)の一員として1999年11月にデビュー、同年11月23日児島一般競走初日2Rで即水神祭(ちなみに同日1Rでは4051清水敦揮も即水神祭)と順調なデビューを飾るも、以降優出が無く銀河系軍団の中で取り残されていた田中健太郎。同期A1田口節子を捲って初優出を決めた勢いで同期A1山本隆幸を捲っての初優勝も決めたいところでしょう。


 さて、本日のJLC NEWS艇声人語ではパンチの効いた渋い美声が持ち味な児島競艇のKABA.ちゃんこと椛島健一アナが出演。柳川市出身で、母の実家が唐津競艇場の近くという縁で子供の頃から競艇好きだった椛島アナ(1977年生まれのA型)は教職免許を取得したり山口県内で営業マンをしたりの紆余曲折を経て、メディアターナー(旧社名:アナウンス工房)HPで実況アナウンサー募集のお知らせを見て受験し見事合格。遂に子供の頃夢見た「競艇関係の仕事がしたい」という夢を実現させて2002年4月に実況デビューを果たしたのでした。そして約6年の実況生活の中から椛島アナが選んだベストレースは服部幸男先生が離れた2番手から大逆転優勝した今年2月の倉敷市発足40周年記念動画)でした。実況とは「審判室で叫ぶファンの思い!」と色紙に書いた椛島アナですが、ベストレースに記念ではなく一般戦を選ぶところに椛島アナの思いを感じます。ちなみに椛島アナの出身地柳川市は2001年3月にやまと競艇学校(旧山門郡大和町内)が設立されており、いまや柳川市は競艇界に欠かせない土壌です。