優勝賞金114万円をめぐって女子選手達が己のPRIDEをぶつけ合う水上の女子格闘技は本日5日目を迎えた徳山日本財団会長杯”女祭り”。本日は3つの準優勝戦が行われたのですが今節最大の注目選手は準優組ではなく、前日に24歳の誕生日を迎えた97期4354古川舞。
その古川舞、モーター2連対率1位の66号機を引き当て今節こそはデビュー初勝利といきたいところでしたが、3号艇で登場した本日2Rで遂にその時がやって来ました。
124/563の進入から2号艇小神野紀代子(今節選手代表)が捲って出来た懐を鋭く捲り差して主導権を握った古川舞は2M豪快なモンキーターンで全速舞。これでリードを広げた古川舞は2005年11月18日に唐津西日本スポーツ杯争奪戦でデビューしてから約1年11ヶ月、231走目(責任外事故除くと229走目)にして遂にデビュー初1着、1日遅れのバースデーゴール(動画)となりました。
ひまひまデータさんによると初勝利までの出走回数231走は3000番台以降として第4位。ちなみに上位?3人は伝説の女子レーサー・81期3937高橋知絵元選手の334走(1997年11月15日〜2001年3月24日)を筆頭に、90期4165鳥飼周平の255走、81期3924平井紀之(本日多摩川WEB競艇TV杯2日目1Rで1着)の242走となっています。
北海道出身ながら、なぜか佐賀県に引っ越し佐賀支部としてデビューを飾るも未勝利と低迷、今年に入って故郷の北海道に帰ると共に心機一転東京支部に移籍。これが実ったか成績の方も徐々に上向き、今日の水神祭(ニコニコ動画)に至った古川舞の次走は27日から江戸川夕刊フジ杯で、地元水面初登場にして凱旋参戦です。この週は皇室記念づくしで土曜日は大阪市住之江区、日曜日は東京都府中市にいる予定ですが、日曜日の古川舞が出走する時間は舞の舞いを見る為に江戸川にいると思います。
ここからは各レーサーが己のPRIDEをぶつけ合う3つの準優勝戦。準優10Rは1号艇山川美由紀がイン04トップスタートの踏み込みを見せるも、旋回技術は女子トップクラスの2号艇池田浩美が鋭い角度の芸術的な2コース差しで山川をスパッと差しきり1着。
準優11Rのスタート展示は163245。ですが本番、3号艇久保田美紀と6号艇大塚治美が1号艇向井美鈴(宇部市)に入る隙を与えず素早く回り込んで36/12/45の進入隊形。
内2艇は深めの起こしとなりますが、それをものともせず前付けの2艇が0台のスタートを決め、インを奪った美紀艇が決死の02スタートを見せ先行すれば、07スタートの大塚も差して舳先を入れにかかりBS2艇併走。以下は差した2号艇濱村美鹿子と捲った向井美鈴の順で追走。
2Mは現役最年長女子選手である52期3083大塚治美48歳がデビュー初優出目指して先マイも、美紀艇が差しを入れて単独先頭に立ち、大塚は同じく差してきた濱村との2番手争いに。そして2周1M美紀艇が先頭で回り、濱村が内の利で美紀艇に続きますが、ここで濱村が座り込んでしまったところに大塚が乗り上げてしまい、大塚は4番手まで後退(動画)。皮肉にも東京都民の濱村(東京支部)が同じく東京都民である大塚(埼玉支部)のデビュー初優出を阻止する形になってしまいました。勝負事とはいえ非常に残念です。
ということで1着の美紀艇と2着の濱村が優出を決め、2連単は7550円の高配当。ですが、3着に人気の向井が入った為に3連単は7200円の低配当でした。
準優12Rはモーター2連対率2位の33号機を手に入れた勢いに乗ってイケイケゴーゴーの1号艇池千夏がここもイン戦決めてシリーズ8本目の1着。2コース順走の2号艇新田芳美が2着で2連単240円3連単580円の本命決着。
PRIDE高き6名の女子が覇を競う優勝戦の枠番です。池千夏にとって徳山は替え歌「千夏が女王になって」を2回も披露した場だけではなく、2000年のG3女子リーグ戦でデビュー初優勝を果たした地でもあります。
1:千夏 2:池田浩 3:美紀艇 4:みゆき 5:濱村 6:芳美(新田)
ところで、徳山と同日に最終日を迎える住之江報知杯争奪全国地区選抜戦では周南市に帰って来た佐々木裕美が2月以来となる実戦復帰を果たしましたが、5日目の今日1R1号艇で遂に復帰後初の1着。それもイン戦では無く、431/256の進入から3コース捲り。この捲りは4カドから捲り差した2号艇篠田智昭に差されてしまいますが、2Mで篠田を差し返す味な捌きで勝ち取った勝利でした。
【桐生競艇タイムス杯優勝戦】
132/456の進入から中尾誠が1艇飛び抜けた05のスタートを放ち、そのまま捲りきって通算8回目の優勝。そして今年はV6となり、来年の児島SG総理大臣杯を当確にしました。
中尾に捲られるも、外に持ち出しての外マイで立て直した2号艇嶋田貴支が2Mでダイナミックな外全速旋回を見せて2着争いを制しております。
【明日は大村G1海の王者決定戦最終日】
ギャンブル王争奪!競艇予想大会の対象レースである海の王者決定戦は以下の6選手が優出。多摩川DJでお馴染み艇界のMasa.Itoこと伊藤政昭アナが遂に記念のファイナルを実況致します。
1:上瀧和則 2:今村豊 3:福田雅一 4:畑和宏 5:赤岩善生 6:瓜生正義
準優11Rで果敢な4カド捲りを見せ、結果直外のヤングライオン福田雅一の捲り差しを許すも2連単9910円3連単64730円を提供した畑がここも不気味な枠にいますね。
その古川舞、モーター2連対率1位の66号機を引き当て今節こそはデビュー初勝利といきたいところでしたが、3号艇で登場した本日2Rで遂にその時がやって来ました。
124/563の進入から2号艇小神野紀代子(今節選手代表)が捲って出来た懐を鋭く捲り差して主導権を握った古川舞は2M豪快なモンキーターンで全速舞。これでリードを広げた古川舞は2005年11月18日に唐津西日本スポーツ杯争奪戦でデビューしてから約1年11ヶ月、231走目(責任外事故除くと229走目)にして遂にデビュー初1着、1日遅れのバースデーゴール(動画)となりました。
ひまひまデータさんによると初勝利までの出走回数231走は3000番台以降として第4位。ちなみに上位?3人は伝説の女子レーサー・81期3937高橋知絵元選手の334走(1997年11月15日〜2001年3月24日)を筆頭に、90期4165鳥飼周平の255走、81期3924平井紀之(本日多摩川WEB競艇TV杯2日目1Rで1着)の242走となっています。
北海道出身ながら、なぜか佐賀県に引っ越し佐賀支部としてデビューを飾るも未勝利と低迷、今年に入って故郷の北海道に帰ると共に心機一転東京支部に移籍。これが実ったか成績の方も徐々に上向き、今日の水神祭(ニコニコ動画)に至った古川舞の次走は27日から江戸川夕刊フジ杯で、地元水面初登場にして凱旋参戦です。この週は皇室記念づくしで土曜日は大阪市住之江区、日曜日は東京都府中市にいる予定ですが、日曜日の古川舞が出走する時間は舞の舞いを見る為に江戸川にいると思います。
ここからは各レーサーが己のPRIDEをぶつけ合う3つの準優勝戦。準優10Rは1号艇山川美由紀がイン04トップスタートの踏み込みを見せるも、旋回技術は女子トップクラスの2号艇池田浩美が鋭い角度の芸術的な2コース差しで山川をスパッと差しきり1着。
準優11Rのスタート展示は163245。ですが本番、3号艇久保田美紀と6号艇大塚治美が1号艇向井美鈴(宇部市)に入る隙を与えず素早く回り込んで36/12/45の進入隊形。
内2艇は深めの起こしとなりますが、それをものともせず前付けの2艇が0台のスタートを決め、インを奪った美紀艇が決死の02スタートを見せ先行すれば、07スタートの大塚も差して舳先を入れにかかりBS2艇併走。以下は差した2号艇濱村美鹿子と捲った向井美鈴の順で追走。
2Mは現役最年長女子選手である52期3083大塚治美48歳がデビュー初優出目指して先マイも、美紀艇が差しを入れて単独先頭に立ち、大塚は同じく差してきた濱村との2番手争いに。そして2周1M美紀艇が先頭で回り、濱村が内の利で美紀艇に続きますが、ここで濱村が座り込んでしまったところに大塚が乗り上げてしまい、大塚は4番手まで後退(動画)。皮肉にも東京都民の濱村(東京支部)が同じく東京都民である大塚(埼玉支部)のデビュー初優出を阻止する形になってしまいました。勝負事とはいえ非常に残念です。
ということで1着の美紀艇と2着の濱村が優出を決め、2連単は7550円の高配当。ですが、3着に人気の向井が入った為に3連単は7200円の低配当でした。
準優12Rはモーター2連対率2位の33号機を手に入れた勢いに乗ってイケイケゴーゴーの1号艇池千夏がここもイン戦決めてシリーズ8本目の1着。2コース順走の2号艇新田芳美が2着で2連単240円3連単580円の本命決着。
PRIDE高き6名の女子が覇を競う優勝戦の枠番です。池千夏にとって徳山は替え歌「千夏が女王になって」を2回も披露した場だけではなく、2000年のG3女子リーグ戦でデビュー初優勝を果たした地でもあります。
1:千夏 2:池田浩 3:美紀艇 4:みゆき 5:濱村 6:芳美(新田)
ところで、徳山と同日に最終日を迎える住之江報知杯争奪全国地区選抜戦では周南市に帰って来た佐々木裕美が2月以来となる実戦復帰を果たしましたが、5日目の今日1R1号艇で遂に復帰後初の1着。それもイン戦では無く、431/256の進入から3コース捲り。この捲りは4カドから捲り差した2号艇篠田智昭に差されてしまいますが、2Mで篠田を差し返す味な捌きで勝ち取った勝利でした。
【桐生競艇タイムス杯優勝戦】
132/456の進入から中尾誠が1艇飛び抜けた05のスタートを放ち、そのまま捲りきって通算8回目の優勝。そして今年はV6となり、来年の児島SG総理大臣杯を当確にしました。
中尾に捲られるも、外に持ち出しての外マイで立て直した2号艇嶋田貴支が2Mでダイナミックな外全速旋回を見せて2着争いを制しております。
【明日は大村G1海の王者決定戦最終日】
ギャンブル王争奪!競艇予想大会の対象レースである海の王者決定戦は以下の6選手が優出。多摩川DJでお馴染み艇界のMasa.Itoこと伊藤政昭アナが遂に記念のファイナルを実況致します。
1:上瀧和則 2:今村豊 3:福田雅一 4:畑和宏 5:赤岩善生 6:瓜生正義
準優11Rで果敢な4カド捲りを見せ、結果直外のヤングライオン福田雅一の捲り差しを許すも2連単9910円3連単64730円を提供した畑がここも不気味な枠にいますね。