初日の18日土曜日には福永達夫新選手会長来場、2日目の19日日曜日には上げ潮コンビナイツによる漫才があって盛況だったらしい浜名湖競艇のW準優制5日間シリーズ日本モーターボート選手会会長杯

 そんな今節の主役は2日目5Rで2号艇1コースから爽快な逃げを決め通算1000勝を飾ったSG常連レーサー松本勝也
 「センプル軍団の中で誰よりも早くモンキーターンを取り入れて、現在の兵庫躍進の礎を築いた裏六甲のスピードかっちゃん松本勝也。お尻を高く跳ね上げて旋回半径極小のモンローモンキーはまさにターンの芸術品。そんな華麗なるコーナリングを駆使してデビューから丸18年。史上795人目の1000勝へと向かいます。(動画」と工藤浩伸アナに言わしめた兵庫支部文明開化の礎を築いた男が、1000勝レースと同じ2号艇で乗艇した優勝戦
 予選1位だったマツカツはW準優の着順点で2号艇になりましたが、波高4cm北西追い風6mで安定板使用の水面で123/465隊形の2コースから11スタートを決め、19スタートの1号艇勝野竜司(兵庫)をたっぷりマイシロを取った状態から余裕綽々に差しきり、1000勝達成記念シリーズを今年2回目・通算28回目の優勝で締めくくりました。
 差された勝野は2番差しの4号艇金子良昭(静岡)を2M外全速戦で振り切り2着を取り切って兵庫ワンツー完成。

 尚、3号艇沖島広和との3番手争いを2周2Mの差しで競り勝った金子良昭ですが、新年度から自らが出場する浜名湖開催の指定日に抽選でファミリー1組をスワッキールームに招待する「KANEKOボックス」を始めました。KANEKOボックスの企画意図と本人コメントは「競艇徒然ぶろぐ〜KANEKOボックスへ皆さんをご招待!」に掲載されております。

びわこ新鋭リーグ第4戦関西スポーツ新聞5社杯争奪G3新鋭戦

 今年で44回目を数える伝統の新鋭戦はベスト18メンバーが出揃った準優3個カードがメインの5日目。
 準優1つ目の10Rは枠なり3vs3の進入から05トップスタートの2号艇安達裕樹が19スタートの1号艇平本真之を捲りきって1着。捲られた平本は粘りきって2着。
 尚、3着争いを演じていた5号艇岡祐臣が2周1Mで捲り差しに構えた際、内から来た3号艇岡村仁と接触して転覆。岡祐臣は負傷帰郷となってしまいました。

 準優2つ目の11Rは枠なり3vs3の進入から渾身の02トップスタート踏み込んだ4号艇・びわこ地区スターの是澤孝宏(京都98期4388)が一気にカド捲りを決め1着。捲られた17スタートの1号艇篠崎元志は粘りきって2番手を航走し、1M差しハンドルから2M篠崎に押っつけてきた3号艇古賀繁輝を行かせて捌き優出確保。

 準優3つ目の12Rは枠なり3vs3の進入から1号艇峰竜太(佐賀県)が逃げ切り1着
 10トップスタートから捲りに行った3号艇毒島誠は振り込んでしまい、2番手争いは2号艇今井貴士と4号艇吉川喜継(今節選手代表)と6号艇西山貴浩の3艇による差し合戦に加え、ブス島と今井の間を捲り際した5号艇山口高志(佐賀県)も2番手争い。
 その中から2M翼を広げて外全速の今井貴士と豪腕差しを入れた山口高志のWたかしが2着争いを優位に進め、2周1M内から艇を伸ばして来た吉川を包みつつ今井を牽制した剛球ターンの山口高志がここで一歩抜けだし、2周2M再び艇を伸ばして来た吉川を行かせて捌き佐賀県ワンツー。


 優勝戦にCatchUp!

1:峰竜太 2:安達裕樹 3:是澤孝宏 4:篠崎元志 5:平本真之 6:山口高志

 ここを最後に斡旋が無い峰竜太が休養前最後の一戦をVで飾るのか、それとも地区スターの是澤が元99期訓練生で今節GOLDEN BOYSリポーターの濱野智紗都(京都)が見てる前で初V飾るのか?はたまた篠崎がカド捲り決めるのか?
 インが弱いびわこなだけにエース機&今節イン戦4戦全勝&唯一のG1ウィナー&休養前最後の一戦で気合いが入る峰竜太といえども絶対視はできないかと。