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 白毛馬ユキチャン出走で話題になり、川崎競馬場に前日の6933人を大きく上回る15882人のファンが詰めかけた今夜のG2関東オークス。スタートこそ普通だったユキチャンでしたがすぐ2番手に上がり、1周目のゴール板を過ぎた辺りで早くも先頭に。そして逃げるユキチャンは他に捕まるどころか勝負所の600m過ぎからぐんぐん差を広げ、直線は完全にぶっちぎり。現行距離になってからの関東オークス最速となる2.14.7のタイムで8馬身差の圧勝(動画)は史上初の白毛馬による重賞制覇。大跳びの走法から早め先頭でぶっちぎる勝ち方は父クロフネの現役時代を彷彿させるものであり、川崎で衝撃の圧勝は女傑ホクトベガを彷彿させるものであります。牡の強豪が集う7月の大井G1ジャパンダートダービーに出てきても楽しめそう。
 
 ちなみに今夜は川崎に行かず、川崎競馬ネット中継とG1住之江ダイヤモンドカップ5日目のネット中継を併用して在宅視聴。G1優駿牝馬除外の憂さをオークスで晴らした元POG馬ユキチャンの勝ちっぷりは住之江最終レースがヒモ抜けでボラーレだった事を忘れさせる爽快感でした。ということで府中で撮影した写真を紹介。
祝・オークス優勝ユキチャン


鳴門ヤクルト杯競走優勝戦

 実況の岸本恵子アナがJLC NEWS艇声人語で思い出のレースに挙げた昨年ヤクルト杯競走最終日10Rうずしお選抜のラスト艇王ショーから11ヶ月、昨年優勝の1号艇別府昌樹ヤクルト杯連覇が懸かった一戦は枠なり3vs3の進入から2と3が凹み、壁無しになった別府に対し10トップスタートの4号艇倉尾大介(福岡)が一気の絞り捲りを決め先頭。捲られた別府は6号艇武田信一に乗り上げられた(動画)のが逆に幸いして推進力が付き、倉尾に迫ったものの2M差し届かず2着まで。
 かくして優勝は倉尾大介の手に渡り、艇王植木通彦元選手が昨年果たせなかった優勝の夢を同じ若松ホームの倉尾大介(父は倉尾良一)が果たしましたが、倉尾は2003年6月芦屋ヤング・シニア・レディース三つ巴戦以来約5年ぶり4回目の優勝とあってウイニングランも表彰式も涙を流す感動の場面がありました。

丸亀G1京極賞5日目

 昼の丸亀、夜の住之江と江戸川競艇場で共に場外発売されてるG1戦の本日は準優勝戦3個レース。ひとつ目の10Rは枠なり3vs3の進入から2号艇の骨付鳥飼眞が23と凹み、3号艇森高一真(香川)が捲り差しで1号艇坪井康晴を捕らえます。4号艇寺田祥も差し伸びて先頭は3艇で接戦となり、2Mは最内の寺田がおっつけ気味に先行しますが大きく流れ脱落。行かせて捌いた森高が気分爽快に1着、差し続いたつボイが2着で優出。

 ふたつ目の11Rは枠なり3vs3から12トップスタートを放った1号艇山口剛(広島)が豪快なインモンキー速攻で押し切り1着。カドから差した4号艇はミスター赤ヘル軍団山本浩次(岡山)が2着。

 最後の準優12Rスタート展示の枠なりから本番で3号艇福田雅一(香川)が動きインを奪取。シリーズリーダーの1号艇白井友晴は2コースとなり31245/6の並び。そして福田は03トップスタート放ったものの深インが響いたか流れ、差した4号艇白石健1着、捲り差した2号艇中島孝平が2着。埼京ホワイトシャークの白井氏が消えて白石が来たわけです。


 優勝戦の枠番は以下の通り。

1:山口剛 2:森高一真 3:白石健 4:坪井康晴 5:中島孝平 6:山本浩次

 山口剛が1月の当地G1企業杯共同通信社杯新鋭王座決定戦に続く今年V2にして記念V2なるかが最大の焦点でしょうね。

【原石は、ここにある。】

 芋洗坂係長が来場したB定くいてえ住之江シティーナイターG1ダイヤモンドカップの5日目準優勝戦はG1とあって普段の準優勝戦とは違い10R〜12Rが準優勝戦。10R準優勝戦は枠なり3vs3から2号艇笠原亮がイン逃げできない☆1号艇山崎智也を差しきり1着。イン逃げ出来なかった山崎は今節6本目の2着。

 大阪支部が4人集まった11R準優勝戦は1号艇田中信一郎(大阪)が逃げての地元コンビのワンツー、あるいは地元どころのワンツースリーとなるのか第11Rの準優勝戦です。インコースから125/346の3vs3で進入。いまスタートしていきました。田中はすんなり逃げて1着になったものの5号艇倉谷和信(大阪:今節選手代表)の捲り差しは流れてしまい、2番手は順走の2号艇西川新太郎(愛知)と2番差しの3号艇飯山泰(神奈川)の遠征コンビで争われ、2Mは内の飯山やすしが先行も4号艇石野貴之の押っつけを包んだ分流れ、西川の差しが入ります。そして2周1M内の西川は出口で艇が浮くもののこれが逆に幸い。握って攻めた外の飯山やすしは西川と接触してバランスを崩すあわやの場面(動画)。やすしと西川の対決は西川に軍配が上がりました。

 12R準優勝戦は枠なり3vs3の進入から1号艇吉川元浩(兵庫)が逃げ切り1着。後続は差した4号艇松本勝也(兵庫)と握った3号艇太田和美で接戦になりますが、2M突っ込んできた6号艇市川哲也を和美は握って包んで共倒れになったのに対して松本は冷静に差して抜け出し、神戸カンパニーのワンツー。尚、5号艇吉永則雄は1周2M後方で選手責任転覆を喫しています(動画)。
 ちなみに昼の白井埼京と同じ2コース進入となった2号艇白井英治は差し流れてのりおと併走も2Mでのりおの転覆を外でかわしつつも市川と和美の喧嘩する展開を突いて差し抜け浮上。2周1M切り返してきた和美を行かせて捌いての逆転3着で、白井西京は5着の白井埼京より上の着順に。


 優勝戦の枠番は以下の通り。

1:吉川元浩 2:田中信一郎 3:笠原亮 4:山崎智也 5:西川新太郎 6:松本勝也

 G1太閤賞に続く当地記念連覇が懸かる吉川を取り巻く一戦か。