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 モーターボート競走のモーターは1992年からヤマト発動機のヤマト300シリーズを使用しており、現行は標準型のヤマト302型(宮島競艇フリークスのモーター解説)と減音型のヤマト301型(尼崎HPの特集ページ)を使用してますが、今年4月の段階で4場残っていた標準型モーターの場は5月に尼崎、6月に江戸川、7月に唐津(従来は唯一の電波障害対策仕様ヤマト304型)が減音型に替わり、最後に残った宮島も遂に次節JLC杯争奪パワーバトルから減音型モーターに。
 今年度からモーターボート競走の通称がKYOTEIからBOATRACEに変わりましたが、ボーターが減音型に統一されたという出来事にもKYOTEIからBOATRACEへの移り変わりを感じますね。

 ということで今節G3新鋭リーグ第14戦厳島昇龍決戦は長い間使われてきたヤマト302型モーター最後の開催に。
 今年度の新鋭王座開催地という事でも注目だった宮島新鋭リーグの優勝戦は枠なり3vs3の進入に。
 そして3号艇池永太(福岡97期4364)が34のドカ凹みスタートをやらかしてしまい、カドから4号艇水摩敦(福岡99期4413)の捲りが飛んできて、水摩の捲りを受け止めた1号艇麻生慎介(広島94期4292)と水摩が競る間に、池永を叩いて差した5号艇佐藤旭(静岡94期4273)が両者に並んで来て、ノーマルエンジンのエキゾーストノートを轟かせる先頭争いは三つ巴に。
2Mは最内の佐藤旭が先行し、麻生が差し、水摩が6号艇藤岡俊介(兵庫94期4278)を行かせての2番差し。
 水摩は藤岡を行かせた分差し遅れて3番手に下がり、HSは先頭の佐藤に麻生が必死に舳先をねじ込み、2周1Mは麻生が押っつけ気味に先行しますが、ここで水摩の差しが届いて再び3つともえに。
 2周2Mは最内の水摩が艇を伸ばし先行するも麻生が押っつけ気味の差しで抵抗。
 そんな中、両者を外から全速包んで回った佐藤が一気に捲りきって単独先頭に立ち、今年も通算も2回目の優勝
 2周2M麻生の差しを振り切って2番手に上がった水摩は3周1M切り返してきた麻生に押っつけられますが水摩はなんとか行かせて捌ききり、通算V3こそならなかったものの麻生には競り勝ちました。
競艇標準型モーター使い納めレース宮島新鋭リーグ優勝戦


尼崎日本モーターボート選手会長杯争奪センタープール大賞優勝戦

 「今年の夏フェスは尼ロックで決まり!(ニコニコ動画
 のキャッチコピーで開催された6デイズシリーズは枠なり3vs3の進入から1号艇安藤裕貴が1Mを先行するも2号艇・急にボートが来たのでQBK柳沢一が差しきり、QBK柳沢は昨日の12R準優勝戦でシリーズリーダーの1号艇・100V2000W山室展弘にせんせい4カド捲り攻撃を浴びせた勢いそのままに今年2回目・尼崎初・通算19回目の優勝
 2番差しの4号艇・前節楠公杯争奪オール兵庫王座決定戦優勝から尼崎連続ブッキングのARB安田政彦が2着。

児島競艇マクール杯優勝戦

 レース名のマクールとは裏腹に1号艇がA1選手大場敏、それ以外はA2とB1で朝とくガァ〜コ戦みたいなニゲール鉄板番組になった優勝戦。
 そして124/356の進入から4号艇広瀬聖仁が42とスタート遅れ、22スタートの3号艇久富政弘(佐賀67期3508)が絞りに行きますが、ここは大場敏(静岡67期3489)が艇を伸ばして先行し、流れずに押し切った大場は厚みのある強さで今年2回目・通算39回目の優勝
 捲り差しになった久富が2着で同期ワンツー完成。

下関G3企業杯サンデン交通杯優勝戦

 かつて山陽電気軌道を運行してたバス会社サンデン交通の企業杯は枠なり3vs3の進入からスロー3艇がスタート遅れ、カド捲り敢行の4号艇笠原亮を1号艇柏野幸二が飛ばしに行った展開を突いて捲り差しを決めた5号艇汐崎正則が2008年6月津グランプリシリーズ第1戦以来となる通算5回目の優勝
 小回り差しの2号艇桐本康臣が2番手につけ、2M差した柏野がHS内から差を詰め2周1M先行するも、行かせて捌いた桐本が2着。