13日20時45分頃、広島市中区の広島県立総合体育館グリーンアリーナで、プロレス団体「プロレスリング・ノア」の試合中、社長でプロレスラーの三沢光晴さん(46)が齋藤彰俊選手に投げられ、頭部を強打した。三沢さんは救急車で市内の病院に運ばれたが、22時10分、死亡した。
 大会関係者によると、三沢さんはこの日開かれた「サザンナビ09」広島大会のメーンイベントのGHCタッグ選手権に出場し、相手選手にバックドロップをかけられ、リングで頭を強打し、意識を失ったという。
 三沢さんは2代目タイガーマスクとして人気を集め、全日本プロレスやプロレスリング・ノアで中心選手として活躍してきた。

 日本にプロレス興行が根付いた1953年以降、国内での試合中の事故が原因で死亡したのは、1997年にJWP女子プロレスのプラム麻里子さん(当時29歳)が最初。相手の技を受け、頭部を強打したものだった。男子では2000年に、栃木・足利工大付高レスリング部で三沢さんの後輩となる新日本プロレスの福田雅一さん(当時27歳)が同様に頭部を強く打って死亡したのが、初の事例となった。


 「ノアだけはガチ」という名文句もありました。三沢さん最強伝説もありました。全日本時代には2代目タイガーマスク、全日超世代軍、全日四天王など数々の伝説を作り、ノアを旗揚げ後も小橋建太戦を始めとする数々の熱戦を演じ、プロレス界の象徴であり続けた偉大なる格闘神三沢さんの死は偉大なる破壊王橋本真也急死以来の衝撃に包まれてます。謹んでご冥福をお祈りします。
白黒つける。再戦の時を見たかった三沢vs蝶野戦