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 丸亀ブルーナイターのサッポロビールカップ2010は今夜が最終日。亀といえばFIFAワールドカップで今夜サムライブルーナイター日本代表はカメルーンと対戦ですね。よく虎の子の1点を守り抜きました。

 その優勝戦は福岡28期2377倉尾良一(1950年5月30日生まれ)が還暦にして前走地若松ポカリスエットカップから2節連続優出1号艇の快挙。
 今節の倉尾良一はピストン×2&ピストンリング×4の部品交換でピストンの鬼になった2日目4R5号艇4着以外はオール2連対の好成績で、準優でも唯一1号艇トリオから生き残って優出1号艇を獲得しました。

 そして優勝戦本番は枠なり3vs3の進入から3号艇丹下健が+01、6号艇馬袋義則が+02と2艇がスリットはみ出し、対照的に2号艇占部彰二が15とややスリット凹む形になって倉尾良一は07スタートながら壁無しになってしまいましたが、丹下健の捲りを張って1Mを先行した倉尾良一は4号艇廣瀬将亨の捲り差しと5号艇村上功祐の差しも振り切り、倉尾良一は2002年6月芦屋ヤング&シニア戦以来となる通算61回目・丸亀3回目の優勝。後続は2M先に回った村上が2周1MでF艇の丹下を冷静に行かせて捌き2着。

 前節今節と驚きばっかりという倉尾良一は表彰式で開口一番「60歳にして青春を迎えられました。」というコメントを残し、「時計と自分が通過した時と、自分の勘を合わせる為に最後まで(時計を)見るんですね。下向いたら駄目なんです。それが40年してわかったんです。」とレースについてのコメントもユーモアを交えた軽快な内容で、レースだけでなくトークでも沸かせました。
8年ぶりの優勝を飾った倉尾良一

 以上の様に今節はベテランの復活劇で幕を閉じたわけですが、昨日の1Rオープニングレースでは大阪106期4593小坂宗司がデビュー初1着。
 レースは126/534の進入で4号艇小坂宗司は6コースでしたが、1号艇大町利克(+02)と6号艇村田浩司(+05)の2艇がフライング。
 しかしF艇コンビは波高9cm南追い風9mの水面に流されてしまい、先頭は差した2号艇南部圭史で、小坂は捲り差しで2番手の位置。
 そして先頭の南部が2周1M荒水面にのまれてもたついたところを、小坂は南部の内を冷静に回って逆転で1着ゴール。

 かくして水神祭を挙げた小坂宗司ですが、小坂宗司のすごいところは勢いに乗って5R6号艇で大外から捲り差しを決め、一気に連勝した事です。
 ちなみに1980年12月31日生まれで年齢制限緩和によってデビューできるようになった小坂宗司はやまと勝率7.47のリーグ戦V1という優秀な成績で、卒業記念競走でも優出2着の結果を残した期待度大の新人です。


三国みなづき第1戦優勝戦

 枠なり5vs1の進入から3号艇山本浩次が捲り差しを決め、今年2回目・通算51回目の優勝
 逃げの体勢を作りきれず差された1号艇吉田弘文は2着。

芦屋JLCカップ優勝戦

 125/346の進入から1号艇勝野竜司(兵庫)が2号艇三角哲男の差しを振り切り、兵庫の勝野は芦屋初・今年3回目・通算35回目の優勝

江戸川一般競走3日目

 第2Rで捲りに行こうとした5号艇坂本徳克が振り込み選手責任転覆、第6Rで差しに行こうとした2号艇江野澤秀明がターンマークに接触して選手責任転覆を喫したところに5号艇中西宏文が突っ込んで巻き添え落水で江野澤には不良航法も適用された3日目。

 第5Rは1号艇に先山健司が登場。
 「いつもは江戸川でも大外からのレースでお馴染みですが、外からの走りに悩み、つい先日まで引退を考えていたそうです。しかし今シリーズから大外オンリーを返上して再スタートをきっています。イン戦は久々で緊張するけどスタートはがっつりいきたいとのことです。(動画
 と森泉宏一アナの実況通り、今節から枠なりになった先山健司のイン戦は昨年1月平和島報知杯最終日1R以来約1年半ぶりと久々のチャレンジ。
 結果は待機行動実施細則違反を適用されたもののスタートタイミングは20の2位タイで、久々のイン戦でもそこそこタイミングは合っており、イン先マイした先山健司は2周2Mで差されるまで2番手を航走してました。


 明日の優勝戦枠番です。

1:島川光男 2:松本勝也 3:白水勝也 4:宮地秀祈 5:滝沢芳行 6:山崎毅

 Wかつやが共に優出を果たしましたが、江戸川競艇場行き無料バス発着駅の西葛西では先週8日にかつやがメトロセンター内にオープンしました。
 ちなみに優出ボーダーは7.40に3人が並んで、山崎毅名人位の他に野田貴博と節間未勝利もオール3連対だった谷田昭利も同得点率でした。