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鴻巣市のひなちゃん この日は年休だったので午前中は医師に石を診てもらい、午後から戸田ボートコースへ行ってきました。
 ボートコース戸田では埼玉県都市競艇組合を構成する鴻巣市のフェスティバルもあり、メインキャラクターひなちゃんも展示されてました。
 そんな2月15日はW優勝戦を含む6場で7つの優勝戦。


鳴門四国キヤンテイーン杯競走男女W優勝戦最終日

 11R男子優勝戦は1236/45の進入から1号艇中辻崇人が押し切り、鳴門初・通算25回目の優勝
 後続は差し順走の2号艇赤坂俊輔が2番差しの6号艇吉田徳夫を2M行かせて捌き2着。

 12R女子優勝戦は枠なり3vs3の進入から1号艇新田芳美(徳島)が15トップスタートも3号艇金田幸子のつけまいを飛ばしに行った分流れ、すかさず差しきった2号艇淺田千亜希(徳島)が外から捲り差してきた5号艇細川裕子を振り切って鳴門3回目・通算34回目の優勝
 後続は細川ゆうこりんに加え、1M差した4号艇角ひとみと6号艇山下友貴が2M内を突きますが、2Mで3艇を行かせて差した地元新田芳美が、2M握ったゆうこりんと内突いた山下ゆうきをHSで捕らえきり、2周1M最内から先行して逆転2着。

桐生日本財団会長杯優勝戦

 枠なり3vs3の進入から2号艇山本浩次の差しが届くものの1号艇藤岡俊介が2M外全速握って山本浩次を突き放します。
 ですが、1M差して3番手だった5号艇陶山秀徳の差しが藤岡に迫り、2002年10月福岡一般競走以来のVを狙います。
 藤岡は陶山を締め込んで2周1Mを先行しますがやや膨れ、BSでは陶山と差して来た山本浩次を含めて3艇横一線に。
 2周2Mは最内の山本浩次が内から先行してHS一歩リードしますが、HS2番手争いの外側にいた藤岡が3周1Mで山本と陶山の間を割る渾身の捲り差しを決め、先頭航走の山本を捕らえきって3周2Mを先行した藤岡は3艇による大激戦(動画)を群馬藤岡と化した粘り強さで競り勝ち、群馬藤岡の刺激的な爆竹現象ここにありで通算2回目の優勝

 さて、全国モーターボート競走施行者協議会などでは昨年から発表されてた桐生の通年ナイター化ですが、桐生HPでも遂に「オールナイター開幕キャンペーン!!」が告知されました。

福岡スポーツニッポン杯争奪戦優勝戦

 枠なり3vs3の進入から2号艇清水攻二が攻めにかかりますが、1号艇國崎良春(今節選手代表)が激しく抵抗して1Mを先行。
しかし國崎のターンは圏外へ大きく流れ、張られた清水に対しては捲り差しを狙った4号艇角谷健吾が乗り上げて両者失速して角谷が選手責任転覆。
 これにより先頭争いは3号艇島川光男と5号艇萩原秀人の差し合戦になり、萩原の2番差しを振り切ったミツオが今年2回目・通算66回目にして福岡は2008年3月に闘魂注入を受けた燃える闘魂!アントニオ猪木杯以来となる5度目の優勝。 

浜名湖BOAT RACE振興会会長賞競走テレボートカップ優勝戦

 枠なり3vs3の進入から2号艇中野次郎が一気に捲りきり、浜名湖初・通算20回目の優勝
 2番差しの5号艇今坂勝広が先差しの3号艇榮田将彦を捕らえて2着。

丸亀JLCカップ優勝戦

 枠なり3vs3の進入から3号艇古場輝義が捲り差しを決め、丸亀2回目・通算34回目の優勝
 差された1号艇梶野学志は差し続く4号艇徳増秀樹を2M行かせて捌き2着。

戸田JCN埼玉杯オール女子戦優勝戦

 枠なり3vs3の進入から1号艇海野ゆかりがスタートぶちこむ速攻で先頭も、
 「1号艇の海野これは早いスタートになってしまいました(動画
 ということで先頭のうんのゆかりは今節JLCピットレポーターの師匠池上哲二元選手が見てる前で痛恨の+01フライング返還欠場。
 今年次から適用されるという「新鋭リーグ・女子リーグ・オール女子戦における優勝戦FはF休み終了後6ヶ月、準優Fの場合はF休み終了後3ヶ月間当該レース斡旋除外」を適用される第一号選手になってしまいました。

 さて、これにより05スタートから豪快につけ回って2番手を航走してた2号艇宇野弥生が先頭に繰り上がり、デビュー後は愛知支部ながら草加市立両新田中学校出身で準地元の90期4183宇野弥生が14度目の優出にして遂にデビュー初優勝。スタンドにも笑顔を振りまいてピットに帰投した後は水神祭も行われました。

 3番手争い転じて繰り上がり2番手争いは捲り差した4号艇定野久恵がやや優勢も、差してきた6号艇久保田美紀を行かせた際にもたついてしまい、1M差しから2M2番差しの3号艇福島陽子がサダ野を差しきり逆転。
 しかし福島はHSでサダ野と美紀艇を牽制し過ぎたのが裏目に出て、1M捲り差し届かず最後方から2Mブイ際突いてHS最内に潜り込んだ5号艇渡辺千草が2周1M福島の内に潜り込んで先行する事に成功し、そのまま福島を突き放して逆転2着。

 かくして、「Enjoy all Life!! 〜私らしさを求めて〜」のブログタイトル、
 「おはようございます。お世話になった人にかっこいい所見せられるように私らしく走ります。応援お願いします。」と選手紹介でも発言したとおり、自分らしさをモットーに走り続ける宇野弥生が優勝戦でも05スタートからのつけまいというAAAの自分らしさを見せて遂にデビュー初優勝。

 ちなみに個人的な宇野弥生の印象といえば当時16歳の史上最年少選手としてやまと在校時に密着取材されたフジテレビEZ!TV「実録!240日史上最年少・16歳競艇少女の夢」が非常に印象深いです。
 2003年のリレーエッセイが番組の内容と少し被りますが、フジテレビの内容はリレーエッセイの内容に加え、宇野弥生が家計を救うために選手を目指した背景と、親が実家の愛知に帰郷した背景など、とても硬派なドキュメンタリーだったのを今でも覚えてます。
宇野弥生戸田選手紹介

 そんな中で、これなら本場へ行かず電投で充分と思った非常に不愉快な出来事がありました。
 戸田には優勝戦Fに伴うウイニングラン中止という独自規定があり、宇野弥生がデビュー初優勝を飾った今回もそれが適用。
 これにはがっかりした以上にFで打撃を受けた施行者と競走会の体面、そしてFした選手への前時代的な連帯責任の見せしめにしかなってないように見せるファン無視の行為にしか見えず、宇野弥生優勝の価値を場側が下げてしまった醜く見苦しい石頭そのものの中止行為だと思いました。

 「フライングにより皆様に多大なご迷惑をおかけしたため」=「F艇を買っていたファンへの配慮」

 というテンプレートがあるようですが、ウイニングランは払い戻しの列が分散される効果もあるのと、自分もF艇を買って全額返還になったファンの1人であるから、そんなくだらない理由で中止するのは納得いきません。
 逆に、この独自規定を徹底するならSGとG1でもウイニングランと表彰式を中止するくらいの徹底度合いでないと到底今日のウイニングラン中止は納得いきません。
 現に自分は海野ゆかり絡みの舟券しか買ってませんが、ウイニングランが中止になったことでさらなる精神的迷惑を受けました。 

 よって、ウイニングラン中止がF艇を買っていたファンへの配慮に全くなってない実例なのです。

 この日の戸田は本場入場が平日にもかかわらず他場記念最終日並みの約8000人、F返還1億840万200円を除いても最終日売上4億1372万1100円と、全国一の本場売上と関東一の売上を誇る場らしい好売上でしたが、今回の優勝戦Fウイニングラン中止の件は高い売上にあぐらをかいたお客様軽視の殿様商売そのものにしか見えませんでした。