G1江戸川大賞は3つの準優勝戦が行われた5日目ですが、今節は4人が事前欠場、5人が途中帰郷、1人が追加斡旋で当初から8人少ない状態で準優日を迎えた事で、本日から一般戦で6人の途中追加がありました。

 その途中追加選手6人が一堂に会した企画番組になったオープニングの1Rは2号艇浅見宗孝が差しを決めて1着になり、G1初出場初1着となった浅見弟は勢いに乗って後半7R4号艇でもカド捲りを決め連勝を飾り、通算6優出1優勝のうち2優出がある江戸川との好相性をG1の舞台でも披露しました。


 さて、82期2人と83期3人が乗艇した準優1つ目の10Rは1号艇菊地孝平(静岡82期3960)がスタート40のドカ遅れをやらかし、捲った2号艇重野哲之(静岡83期3995)と捲り差した3号艇中澤和志(宮城在住埼玉支部82期3952)によるトップ争いに。
 しかし2Mで差しを狙った重野が波に引っかかりもたついたところに、1M捲り差して3番手の6号艇齊藤仁(福岡在住東京支部83期3978)に前を塞がれて後退。
 更に先頭の中澤は出口で振り込んで最後方に下がってしまい、更に齊藤仁も中澤と接触して先頭抜け出しきれず、1M小回りで4番手の菊地孝平が内から小回りでなんと4番手からの逆転1着ゴール。
 接触の影響でHS伸びきれなかった齊藤仁ですが立て直して2着優出を果たしました。


 準優2つ目の11Rは1号艇の地元石渡鉄兵が07トップスタートの速攻を決め1着。

 後続は2番差しの4号艇飯島昌弘が2番手優勢に運び、1M外握った3号艇前本泰和が2M内に切り返して先行しますが飯島は行かせて捌き、今度は1M差し順走から2M外全速の2号艇山田哲也(千葉在住東京支部)が飯島をも捲りきる勢いでしたが、こらえきった飯島は2周1M内の利で先行して抜け出し2着。


 最後の準優12Rは一番スタート遅い1号艇西島義則(福岡在住広島支部)でも10スタートというスタート合戦になり、02トップタイスタートの3号艇森秋光が捲りを決めて1着。

 後続は03スタートから二段捲りの5号艇須藤博倫が2番手を航走し、2Mでペリカンを行かせて捌き2番手キープ。
 ですが2周1Mペリカンは須藤に押っつけて艇をぶつけ再び2番手争いに持ち込み、2周2Mは須藤が内に切り返して先行もペリカンが外握って捲りきり、両者艇をぶつけ合う状態からペリカンが須藤を締め切って3周1Mを先行。
 ペリカンは3周1Mやや流れて須藤が小回りで差を詰めますが届かず、ペリカンが3周2Mを先行。
 しかしペリカンのターンは流れて須藤の差しが届き、両者ほとんど同体でゴールした結果、10cm差ペリカンが粘りきって2着でした。


 優勝戦の番組です。

1:石渡鉄兵 2:菊地孝平 3:森秋光 4:西島義則 5:飯島昌弘 6:齊藤仁

 優勝者当てクイズにも投票した江戸川鉄兵の江戸川大賞V2に期待したいですが、1着4本中3本が恵まれもしくは展開ずっぽしの差しという強運で勝ち上がった菊地孝平が不気味です。
江戸川の勝者こそ、真の勇者。


芦屋アシ夢テラスオープン2周年記念優勝戦

 対岸大型映像装置隣にあってテラスから生観戦も出来る外向発売所アシ夢テラスのオープン2周年記念は16/234/5の進入から1号艇篠崎元志(福岡)が2号艇鈴木博の捲り差しを振り切り、今年3回目・通算20回目・芦屋は5月の前回スポーツ報知杯争奪ゴールデンウィーク特選に続く2回目の優勝

 鈴木博は3号艇芹澤克彦のつけまいをこらえきり、2Mでは4号艇榊原直樹を行かせて捌き2着。

児島ジャパンネット銀行杯優勝戦

 A1不在になった混戦模様の優勝戦でしたが、1236/45の進入から1号艇小野勇作が2号艇松浦博人のつけまいをブロックして押し切り、児島2回目・2010年8月唐津市長杯争奪お盆特選以来となる通算12回目の優勝

 後続は3号艇坂本誠治(香川82期3954)と5号艇今出晋二(岡山82期3949)の同期コンビによる差し合戦になり2Mは内の今出先マイで坂本に競り勝つも、4番手の松浦博人がまとめて差しきり逆転2着で2連単310円の一番人気決着。

蒲郡競艇マクールカップ優勝戦

 12346/5の進入から2号艇川北浩貴が競艇サシキールを決め、今年2回目・通算47回目の優勝

 後続は競艇マクールを決めた3号艇島川光男2日目11R通算2000勝達成)と差した4号艇吉田徳夫(愛知)の争いになり、2M両者握り合う状態から2周1Mで2000勝レーサー島川光男が再度外握って海苔オを捲りきり2着。