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 今節から全国23番目の減音モーター導入となったBOATRACE唐津の6日間開催か・らっキーカップ第2戦
 優勝戦は125/634の進入から1号艇森永淳(嬉野市)が14トップスタートの速攻で押し切り、昨年10月の当地G3企業杯酒の聚楽太閤杯以来となる唐津4回目・通算14回目の優勝でからつ減音モーター初代優勝者に。
 展示も本番も6コースで人気を下げてた4号艇原田秀弥がブイ際差して2着に入りました。
唐津企業杯優勝かなえた昨年10月の森永淳昨年10月江戸川前検時のもりじゅん

 さて、からつ減音初代覇者の森永淳は前述のように今年初優勝だったわけですが、ここに至るまでには選手生命にかかわる苦難の道がありました。
 そのことについては先月のマンスリーKYOTEIに詳しく載ってたので、記事を書いたスポニチ中島繁記者の記事を引用します。

 青天の霹靂だった。正月の佐賀県選手権を終えて自宅で過ごしていた時、突然目がくらみ、耳鳴りがした。そのうち吐き気をもよおし、嘔吐を繰り返す。慌てて駆け込んだ医師の診断はメニエール性症候群。
 薬が効いて症状も治まり、次のG1全日本王者決定戦に出場した。
 初日2着1着と順調な発進も、翌朝の試運転に出ると体調が悪化し、ドクターストップ。無念の欠場に。
 次は児島G3企業杯シモデンカップに出場予定でしたが、日常生活では何とも無かったのに新幹線に乗った途端酷い耳鳴りに襲われて前検不合格。
 そのまま入院して「もしかして選手を続けられないかも…」という不安がよぎる中、人づてを頼りにワラにもすがる感じで次々と専門医に診てもらうも効果は芳しくなく時間だけが過ぎて行く日々。
 しかし1ヶ月半程経った時、とある整体師と対面し、「以前に頸椎を捻挫した事があるでしょう。治りきらないうちにレースをした事で首の軟骨が食い違って自律神経を圧迫、それが引き金になっていなす」との原因を指摘され診断に納得、その先生に賭けてみる事に。
 果たして復帰戦の3月11日宮島G3企業杯広島テレビ杯こそ初日1走のみで帰郷したものの、続く3月26日のG1戸田グランプリでは4日目まで走り、結果病気帰郷だったもののシリーズを完走するメドをつけました。


 そして4月以降は完全復帰を果たし、今日の優勝につながりました。

 そんな苦難を克服した森永淳ですが、マンスリーの記事を読んで戸田GPの選手紹介(ニコニコ動画)を見ると、
 「1月に病気になって、一時期引退も考えましたが、たくさんの人の支えによって、この舞台に戻ってくる事が出来ました。本当にありがとうございました。これからも頑張るので応援お願いします。
 という言葉に込められた思いがより伝わってきます。


戸田サッポロビールカップ優勝戦

 2日目〜4日目まで戸田初のナイターSGフルタイム併用発売を行った事で話題になった今節は初日と5日目以降が単売。
 その併用開催丸亀SGオーシャンカップは元新鋭チャンプの石野貴之が優勝しましたが、戸田の優勝戦は丸亀がホームの元新鋭チャンプ平池仁志(香川69期3553)が5号艇で優出。
 
 さて、レースはスタート展示の枠なりから本番ではピット遅れた平池とデビュー初優出の6号艇秋元哲(栃木在住埼玉支部103期4532)が入れ替わった123/465の並びに。
 そして2号艇室田泰史(福井69期3548)がスピード乗らず93のどか凹みスタートをやらかすアクシデントが起きてしまい、10トップスタートの3号艇吉田健太郎が実質2コースになったヱビス顔のごっつぁん展開から1号艇田中豪を差しきり、通算13回目の優勝で副賞のヱビスビール500ml1ケース24本を獲得。
 2着には田中豪、3着は1Mつけ回った秋元哲が1M差しから2M先行2艇に押っつけた4号艇山崎義明(今節選手代表)を差しきり、デビュー初優出の秋元哲が同支部の先輩相手に競り勝ち3着入線。尚、平池は大外になったのも響き1M差し遅れて5着でした。