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 平和島競艇新春恒例東京ダービーは今日が最終日。
 第38代の東京ダービー王を決める優勝戦は2002年の当地SG総理大臣杯を制し、かつて「ミスター平和島」とも呼ばれた男・多摩川BPクラブ略してTBPの野澤大二(八王子市)が1号艇で、トーキョーベイパイレーツ略してTBPから優出した4人の挑戦を受ける立場に。
 そして枠なり3vs3の進入から野澤は1Mをしっかり回り、後続の差しを許さず大事なチャンスをしっかりものにし平和島7回目・通算36回目の優勝を飾り、黄緑のバナ夫ヘルメットも鮮やかな野澤大臣が満点大笑で第38代の東京ダービー王に。

 2番手争いは4号艇中野次郎(世田谷区)が、今節マイナスチルトで存在が薄くオッズも空気だった6号艇矢後剛(中央区)に乗り上げられながらも差し伸び2M先行狙いますが、3号艇・野澤と同門の田中豪(国立市)が1M捲り差しから2M外全速で中野を捲りきって単独2番手に上がり、TBPはTBPでも多摩川BPクラブによる同門ワンツー完成。
 尚、1M外マイから2M差して3番手にいた5号艇濱野谷憲吾(世田谷区)が2周1Mで振り込んでしまい転覆。そこに乗り上げた2号艇熊谷直樹(千歳市)も転覆してしまい、東京ダービーV5の濱野谷は妨害失格を適用されてしまいました。

江戸川新春金盃最終日

男はつらいよ寅次郎春の夢 本来なら北関東の桐生と同じ昨日が最終日でしたが、5日の4日目が中止順延になった事で首都圏全4場優勝戦揃い踏みになった最終日は第1Rで逃げて先頭の1号艇田中雅文66.5kgの+03を始め、2号艇原田通雅(+04)、3号艇鈴木正人(+01)と、名前に「まさ」が付く3人が揃ってフライングに散るアクシデントで始まりました。


 「今年2010年は寅年。寅といえばフーテンの寅でおなじみ昭和の名作男はつらいよ。その男はつらいよ全シリーズのポスターが展示されておりますここ江戸川競艇場。その江戸川の水面には新年2010年の初笑いを狙う6人の男達が集結。シリーズラストラン優勝戦の開始です。(動画
 ということで迎えた優勝戦は06トップスタートの1号艇奥平拓也を2号艇石渡鉄兵が差しきり先頭。
 2M差し返し狙った奥平は艇が浮いてしまい、そこに1M捲り差しから3番手の5号艇蜷川哲平が突っ込んだ結果奥平は飛ばされ後退。
 これで江戸川鉄兵が独走になり、昨年11月蒲郡日本レジャーチャンネルカップ競走に続く通算36回目の優勝を飾りましたが、8回目の優勝となる江戸川では2005年新春金盃以来となる5年ぶりの優勝でした。
 2番手は、1M差しから2M小回りの6号艇川名稔が蜷川のに潜り込んで舳先を掛け、2周1Mを先行した川名は外全速で食らいつく蜷川を2周2Mで振り切り2着。
 尚、奥平は3周1Mで蜷川を差そうとした所、内突っこんできた3号艇福島勇樹に飛ばされた形で転覆してしまいました。
鏡割りにも参加した江戸川鉄兵


戸田埼玉選手権スポーツニッポン杯優勝戦

 オール埼玉県民になったオール埼玉の優勝戦は枠なり3vs3の進入から1号艇関口智久(本庄市)が09トップスタートの速攻から出口でウィリーしながらも押し切り、2008年1月の神業で有名な関口は新居で心機一転の2010年に戸田3回目・通算9回目の優勝
 後続は差して2番手の5号艇平石和男(上尾市)が2Mで内突いてきた6号艇白井友晴(戸田市)を包んで先マイするもやや流れ、2号艇西村勝(さいたま市)の差しが入って両者接戦になりますが、2周1M先マイのまちゃるを差し返した平石が2着を守りました。

多摩川新春特別かどまつ賞優勝戦

 136/452の進入になった今年最初の是政夢劇場は2号艇・ミスターチルト3度阿波勝哉を各艇意識したか内寄り5艇が01〜04の早いスタートになり、阿波自身も08スタートながら相対的にスタート遅れてしまい、阿波は捲り差し狙うも01タッチスタートから順走差しの3号艇芦澤望に張られて終了。
 一方、先頭に目を移すと01タッチスタートの1号艇角谷健吾が堂々押し切り、平和島のケンゴと明暗はっきり分かれた形になった多摩川のケンゴは多摩川7回目・通算36回目の優勝
 ブイ際をまいうーに差した5号艇石塚久也が2番手につけ、2M差して接近する望を2周1M行かせて捌き、2周2M外全速で食らいつく望を3周1Mで突き放し2着。

びわこ新春滋賀県知事杯争奪戦

 鮒寿司等の魚料理で知られる琵琶湖が舞台の正月開催は162/345の進入から1号艇の外来魚魚谷智之(兵庫)がとれとれぴちぴちのびわこ魚と化した圧逃劇でぶっちぎり、通算54回目の優勝
 10トップスタートから捲り差したびわこのゆう・6号艇中村有裕が6コースながら伸びきって2着。

宮島ニューイヤーカップ広島ダービー優勝戦

 125/463の進入から1号艇前本泰和が05トップスタートの速攻で逃げ切り図るも、06スタートの5号艇山崎裕司がスーパーエキセントリックな捲り差しを入れ2Mを先行。
 前本の差し返しを振り切って単独先頭に立った広島のヤングパラダイス裕司27歳は2008年8月6日常滑G3新鋭リーグ第11戦若獅子杯以来となる通算V3にして宮島初優勝


 24場の正月開催(尼崎は年末)が終わったところで最後に振り返ると、今年の正月開催は曜日の並びが最悪で3日が初日の開催の場合土日祝が絡むのはわずか1日と、はっきり言って通常開催以上に本場へ行きにくい日程。
 おまけに8日が金曜だと必然的に次の3連休にもマイナスの影響が出てしまい、事実9日は関東5場の開催が無し。
 逆に3日が水曜で8日が祝日というのが個人的に最高の並びで、この並びは2018年にやって来ます。ちなみに次に嬉しい3日が火曜で8日が日曜という並びは2年後の2012年です。