「大変お待たせいたしました。東海道を下り、三河の国へと旅へ出ていました江戸川大賞。1年の長旅を終えましてお江戸船堀橋へと戻って参りました。(動画
 という平山信一アナの口上で始まりました江戸川競艇開設54周年記念G1江戸川大賞。昨年7月のG1江戸川大賞IN蒲郡を挟み、2007年11月G1江戸川モーターボート大賞以来の江戸川競艇場G1でありますが、いきなり航行船通過による締切延長で発売締切予定時刻10時53分だった第1Rが11時16分頃発走になる江戸川ワールドが炸裂いたしました。
 その第1Rは1号艇岡田憲行が逃げ切り、大阪の岡ちゃんが真っ先にゴールを決めましたが、2006年の51周年で優出するなど江戸川4連続優出中の5号艇・江戸川タロー星野太郎は1M差してBS3番手から2M艇を伸ばして2番手ターン。しかし流れて4番手に下がってしまいますが、2周1M内に切り返して3番手ターン。ここでターンマークにぶつかってしまい決して内容はよくなかったものの、後続艇をブロックして結果オーライのような感じで3着を取り切りました。
なにわの岡ちゃんピットに帰る江戸川太郎

 1号艇村越篤と2号艇打越晶、どことなく名前の響きが似てる2人が内枠を占めた第2Rは香川から参戦のチャーミー村越が逃げ切り1着だったのに対し、打越晶の方は1Mで3号艇白井友晴に叩かれ、2Mで「初めてのA1、そしてどきどきばくばく初めてのG1出場です。(動画」の5号艇山田雄太に差されで4着と明暗はっきり分かれてしまいました。
香川から参戦のチャーミー村越

 第3Rはデビュー初優勝が2001年8月の当地さわやか杯東京コカ・コーラカップという1号艇中島孝平が1着。
中島孝平

 第4Rは1号艇作間章(木更津市)が11トップスタートの速攻から「地元木更津のリズムに合わせましてオッサオッサオッサと流れを乗り越えていきます。(動画」と押し切り1着になったレースですが、差して3番手だった4号艇齊藤仁(福岡在住東京支部)が2Mで振り込み選手責任転覆を喫する場面も。
初戦白星発進のマーサク選手

 第5Rは捲り差した5号艇毒島誠が先頭に立つも、捲り差しで3番手だった6号艇山本隆幸が2Mあふれるセンスを見せつけた角度鋭い小回りで一気にブス島の内に潜り込み、2周1M先行して逆転1着と、先月の富士通カップで江戸川再開後の優勝経験済みなのは伊達じゃない所を披露。
あふれるセンスで緑を克服した山本隆幸

 第6Rは5月以降の勝率8.52と絶好調な2号艇角谷健吾(神奈川)が13トップスタートから捲りきって1着になりましたが、捲られた27スタートの1号艇森永淳はターンマークにぶつかり、4号艇上平真二と5号艇中辻崇人に乗り上げられて選手責任沈没失格(動画)。かすめた程度の上平は完走しましたが、まともに乗り上げた中辻はエンスト失格になり、森永は不良航法も適用されました。
 選手紹介で「おはようございます。今節、(古賀)繁輝君が優勝戦乗らないと僕に大変な事が起きてしまいます。」と言った森永ですが、7R1回乗りだった古賀繁輝のレースを前に大変な事が起きてしまいました。
角谷健吾

 第7R前検タイム1位の2号艇湯川浩司(チルト+1度)が04トップスタートから捲った展開を突いて3号艇林美憲と4号艇・2006年G1江戸川モーターボート大賞優勝者飯島昌弘の差しが入り、2番差しの飯島が2Mを先行し1着。湯川は林との2着争いになり、HS伸びた勢いで2周1M林を捲って2着。
江戸川大好き飯島昌弘

 第8Rは11トップスタートから捲りに行った3号艇・初A1初G1の榮田将彦が振り込み選手責任転覆(動画)。
 そんな中、スピード感ある捲り差しを決めた6号艇山崎智也が1着になり、「大した事なさそう。」という前検コメントから一変した実戦足を披露。JLC中継で師匠の廣町恵三元選手に無印評価されてなにくそという気持ちになったのがいい方向に働いたとのこと。尚、2号艇星野太郎は1周1Mで山崎に叩かれたのとターンマークに接触して流れたのが響いて4着でした。
この日一番人が多かった8Rの山崎智也

 第9Rは1号艇別府正幸が12トップスタートもやや首都高に乗ってしまいまして、今節選手代表の2号艇山田竜一が差しきり1着。
選手代表の重責も担う山田竜一

 10Rは1号艇山本隆幸がセンスあふれる13トップスタートの速攻で4号艇寺田祥のつけまいをブロックして押し切り本日連勝。しかし8Rで山崎智也が6コース勝ちを見せた事で自分の6コース勝ちが目立たなくなったとコメントはトーンダウン。
 ちなみにこのレースはゴールデンレーサー賞予備選手だった寺田♂と3号艇石渡鉄兵のコンビが共にここ1回乗りでしたが、寺田♂が2着と好結果だったのに対し、江戸川鉄兵は捲り差し狙うも2号艇中辻崇人に張られてしまい不発。5着に敗れてしまいました。
連勝もインタビューではトーンダウンの山本隆幸

 11Rは1号艇花田和明が逃げ切り1着ですが、1周1M花田に対し3号艇馬袋義則がつけ回ろうとするも派手に振り込んでしまい、4号艇村田修次とも接触して馬袋は選手責任のエンスト失格。そして馬袋は負傷帰郷となってしまいました(動画)。
ジャニーズ系アラフォーレーサー花田和明

 初日メインゴールデンレーサー賞は1号艇山崎智也が押し切り初日連勝。同じく連勝の山本隆幸とは2日目10Rで直接対決が組まれてます。
 2番差しの5号艇湯川浩司が先差しの2号艇飯山泰を捕らえて2着に入り、角谷健吾と村田修次から「打倒湯川浩司」と言われた湯川は初日2着2本。
1回目よりはすいてたGR賞の山崎智也

 選手紹介は選手代表山田竜一から始まり、登録番号の古い順に進んで行き、最後は中野次郎の選手宣誓で終わりましたが、一番面白かったのは江戸川4連続優出中の愛知84期4016西川新太郎50kg。
 「おはようございます。江戸川の再開を首を長く、いや、おなかはぽっこり出ながら待ってました。今節は西川新太郎から江戸川新太郎と呼んでもらえるようにがんばります。
 ということで、写真は江戸川太郎と江戸川新太郎、そして中野ジローによる選手宣誓の3点です。ちなみに江戸川新太郎の初日は4R2号艇3着と10R5号艇4着でした。
江戸川太郎江戸川新太郎中野ジローによる選手宣誓

 続いてはゴールデンレーサー賞出場者インタビュー。山崎智也が中野次郎の事を「中野君がコンパニオンのおねえさんに夢中でそっちの方ばっかり見てます。」という感じでちゃかした場面が。
中野ジローを見る山崎智也飯山やすし濱野谷憲吾笠原亮超抜宣言が出た湯川浩司中野ジローステージをドリフコントのような勢いでお片付け


尼崎報知ローズカップ争奪戦優勝戦

 報知新聞大阪発刊45周年記念ローズカップ。バラ色の未来がありそうな阪神なんば線開通で、タフィ・ローズ擁するオリックスの本拠地京セラドーム大阪と尼崎センタープール前間のアクセスもぐっと便利に。
 さて、優勝戦は5号艇吉田俊彦(兵庫)がチルト+3度に跳ね上げた123/465の進入から3号艇川尻泰輔が強烈な01トップスタートを放ちますが、06スタートの1号艇大神康司が1Mを先行してカワ尻の捲り差しを振り切り、通算29回目にして尼崎初優勝は2日目12R6号艇2着以外全て1着の準パーフェクトV。