連日ドラマチックなレースが相次いだ若松劇場G1全日本覇者決定戦。ファイナルステージ優勝戦も3号艇古場輝義が男は黙って3カドを選択した12/3465のドラマチックな進入から始まり、1号艇田村隆信が10トップスタートからの速攻で2号艇坪井康晴の差しと古場のつけまいを問題にしない王道の逃げで千秋楽を締めくくり、記念8回目・通算26回目の優勝…
 かと思われましたが、2周1Mターンマークを外した田村の懐につボイの差しが飛び込み、離れた2番手から一気に並んだつボイが2周2M田村を突き放して1着付けたむ券を紙くずにしたドラマチックな大逆転劇(動画)で若松V2・記念V6・通算32回目の優勝。怪傑黒頭巾つボイが勝利のツボは押さえてバッチ・グ〜!な差し技で若松劇場の千秋楽大トリを派手に締めくくりました。

G1三国モーターボート大賞優勝戦

 2日目にTOSHI ECO LIVEがあった三国MB大賞は2日目6R以外全て1着の1号艇今垣光太郎(石川)が枠なり3vs3のインから逃げの体勢を作りきってツーサイクルエンジンのエキゾーストノートが奏でる芦原ミュージックを轟かせ、記念24回目・通算68回目の優勝
 今年のガッキーはSG準優で2回とも準優で勝つ好調子ながらも2回とも賞典除外になるリズムの悪さに泣きましたが、地元みくにのそらでやっとG1カップをhugする事が出来ました。
 後続は2号艇守田俊介と4号艇平石和男と6号艇吉田弘文の差し合戦になり、2Mは最内の吉田が先行図るも外の守田が全速で吉田を包んで捲りきる事に成功。代わってBS4番手だった平石が2M差して守田に並びかけますが、2周1M内から先行した平石を俊敏に行かせて捌いた守田が2着。

唐津一般競走優勝戦

 節間(11111141112)と圧倒的な成績で締めくくった大嶋一也は4日目の12R準優進出戦で1号艇イン戦も162/345のカドから攻めてきた3号艇谷津幸宏(予想屋8ちゃんでおなじみ戸田競艇の88期4109)に捲られて4着に敗れまさかの敗退。ちなみに88期の8つゆきひろが勝って3連単362は80番人気88880円の8づくしでした。

 ということで混戦メンバーになった優勝戦はスタート展示の枠なりから本番2号艇藤田竜弘(静岡)がピット遅れた134/562の進入になりましたが、1号艇伊達正利(静岡)は動ぜず11トップスタートの速攻で堂々押し切り、通算15回目の優勝
 後続は差し順走の3号艇吉原聖人が2番差しの5号艇西川新太郎を振り切って一歩リードも、1M捲り差しから2M切り返してきた4号艇乙津康志を包むか差すかの判断に迷ったような感じの後に乙津を差した吉原のターンは甘くなり、決め差しの西川が2艇まとめて差しきり逆転2着。

児島TSCテレビせとうち杯優勝戦

 「なな色の夢 発信!」TX系列局TSCテレビせとうちのタイトル戦は今日WG1場外の丸亀競艇場に到着してから児島に到着したはしりびと重野哲之による表彰があるスペシャルな一戦になり、同県の後輩が来るんじゃ負けられないでしょということで1号艇今坂勝広(静岡)が146/2/35のインから10トップスタートの速攻で堂々押し切り、今年V6となる通算38回目の優勝
 後続は、5カド進入の3号艇岡部貴司(岡山)が、桃太郎伝説の地岡山できっちり優出も33と凹んでしまった2号艇作間章銚子電鉄でおなじみ千葉県民)を叩いての差しで2着。