江戸川競艇再開記念レース最終日、まずはブログ「ふにっとした触感。」でおなじみ野村達也アナが読んだ本日の冠協賛競走コメントを紹介。
 1つ目の10R選抜戦結婚60周年記念勇&きみ子では「スポンサーは平井様でございます。平井様ありがとうございます。そして勇様、きみ子様、結婚60周年おめでとうございます。これからも手を取り合って仲むつまじくお幸せに。

 2つ目の11R選抜戦YUI生誕記念Red Falcons杯では「スポンサーはぷよぷよ様でございます。コメントが届いています。「山陽エンジェルYUIちゃん、生誕1周年おめでとうございます。競艇ファンサイトRed Falconsを運営しています。今後ともよろしくお願いします。真菜ちゃん、麻奈美ちゃん、がんばって。」とのことです。ありがとうございます。山陽のYUIちゃんもかわいいですが、江戸川のヤギのマッシローも負けていません。これからも江戸川競艇をよろしくお願いします。」と、浜松オートの実況も担当するノムさんが読み上げました。ちなみに浜松オートレースヴィーナスは金子詩織です。
はずれ舟券を食べるDREAM GOATマッシロー

 「江戸川で走る喜び、江戸川で見る喜び。そして、江戸川で賭ける喜び。ヤッター!の雄叫びから1年4ヶ月、江戸川競艇場は復活の喜びに満ちあふれてます。オール東京支部でお送りした江戸川競艇再開記念レースもファイナル、優勝戦の時を迎えました。尚、このレースは冠協賛レースとなっています。タイトルは江戸川競艇場本場再開バンザイ記念。スポンサーは村尾様でございます。コメントが届いています。「再開後の初優勝を記念してバンザイ。バンザイ。バンザイ。」とのことです。ありがとうございます。果たしてエキゾーストノートを奏で、村尾様のこのお祝いの言葉を受けるのはどの選手か。(動画
 ということでノムさんがヤッター!とエキゾーストノートの江戸川フレーズに加え、バンザイを3回繰り返した優勝戦江戸川競艇場本場再開バンザイ記念
 「オンリーワンの江戸川ワールドで、6人の、そしてあなたの夢が今再び動き出す。枠番通りの進入、2秒前、1秒前、スタートしました。
 内枠2艇が好スタートで、11スタートから先行体勢の1号艇山本英志に対し09トップスタートの2号艇飯山泰の差しが迫り、16スタートだった3号艇田中豪のつけまいも山本に迫り、BSでは3艇ほとんど同体。
 そして2M、最内の飯山やすしが先行して山本が差しに構える中、特急田中3号艇が一気に握って攻め、特急田中さん豪快な捲りが見事決まって流れながらも単独先頭に立ち、やっさんを差し返した山本英志が2番手に。
 「風が吹きます。波が立ちます。航行船が通ります。日本一の特殊水面。だが、それがいい。大魔神に見守られ、江戸川競艇ここに復活。その再開を祝うように江戸川ミュージックを奏でるのは3号艇の田中豪。
 ということで、小泉元総理&麻生総理の表彰を受け多摩川総理杯を授与された多摩川さつき杯からのオール東京連続Vになった特急田中さん豪は江戸川4回目・通算37回目の優勝。残念ながらG1江戸川大賞期間中の斡旋がないですが、江戸川再開後最初の優勝者として名を刻みました。
 最後に、今シリーズ最終日は9974名の本場入場者があり、この数字は約12000名を集めた初日に次ぐ数字でした。
優勝戦の展示を終え、ピットに帰投。特急田中3号艇ウイニングラン田中豪表彰式田中豪優勝者当てクイズ抽選中


G1佐賀新聞社杯唐津モーターボート大賞優勝戦

 今節選手代表上瀧和則が4日目を終えて負傷帰郷したため、5日目以降選手代表になった71期3623深川真二(今節3日目の6月6日生まれ)がG1初Vを懸けて優勝戦1号艇。
 そして、枠なり3vs3の進入から深川ドーン!っと構えた深川不動の高等なイン戦でキバを剥いた他艇の攻めを門前払いにしてアッサリ逃げ切り、71期生での登用から16年と7ヶ月、同期連番3622山崎智也が1997年10月に当地SG全日本選手権で記念初Vを飾ってから11年と8ヶ月、前回優勝2008年正月の当地新春佐賀県選手権から1年半、通算42回目・からつ12回目にして遂に遂にG1初優勝をかなえました!
 2着には捲り差した6号艇寺田祥が入り、発走順では先だった後述の鳴門G1同様6号艇6コースの81期生が2着でした。

浜名湖富士山静岡空港オープン記念アタック優勝戦

 江戸川競艇再開記念日と同じ6月4日に開港した富士山静岡空港開設記念は4号艇谷野錬志(静岡)が動いた142/356の進入から谷野が+01のフライングも、02スタートの1号艇守田俊介(節間6戦全勝)は谷野を全く問題にしないイン戦で押し切り、通算49回目にして自身5回目の完全優勝。捲り差した6号艇中村亮太が2着。

 というように、守田俊介が蒲郡G1オールジャパン竹島特別でG1Vを飾れば萩原秀人下関G1競帝王決定戦でG1初優出を決めた勢いに乗って若松かっぱ杯争奪戦競走で久々のV。そして今回の守田俊介完全Vと、共に今が最も旬といえますが、土曜日からのG1三国モーターボート大賞で待ちに待った直接対決です。

児島RNCエコカップ優勝戦

 RNC西日本放送のエコカップは11R準優勝戦で5号艇原義昭(今節選手代表)が後付け5コースに入って1号艇阿波勝哉が珍しい4カド進入(最終隊形324/156)になる珍事(動画)もありましたが、その阿波はチルト+3度4カド捲り一発決めて優勝戦2号艇。

 「地球の温暖化はご勘弁ですが、競艇の熱い思いの上昇は大歓迎であります。舟券と環境を共に考える5日間シリーズでありましたRNCエコカップ、いよいよファイナル12R優勝戦。(動画」と、児島競艇ガァ〜コの部屋ピース姫ブログ「☆気ままな姫の日記☆」に30kgダイエット成功体験インタビューが掲載された椛島健一アナのエコトークが聴ける優勝戦は「全国24場の6コースの勝率をアップさせる男」として人気の中心阿波がお約束の大外進入で134/562の進入。
 そして5と6がスタート凹み、絞りやすい状態になった19スタートの阿波は
 「ぐーん!っと、これがチルト+3度なんです。出て行くんです!2号艇阿波が捲って行くんです!
 と、ジェイカビラと化したKABA.ちゃんの実況と共に伸びて行き、18トップスタートだった1号艇勝野竜司の抵抗をものともせず捲り一発決まって、
 「指定席6コースからチルト3度のパワーをしっかり引き出しまして捲って決着!自ら不利なコースを選んでもしっかりと結果を出してくれる。だからこそファンも魅了されるんです。
 と、一阿波ファンと化したKABA.ちゃんの実況と共に先頭を駆け抜けた阿波は昨年4月徳山4・Daydream-春來-以来となる通算14回目の優勝
 後続は2009年の競帝王に決定した3号艇柏野幸二(岡山)が1M出口で艇が浮きながらもくるっと運んで2番手争いの主役になり、2Mでは5号艇高沖健太を行かせて捌き、2周1Mでは4号艇佐藤勝生を行かせて捌き、地元エースの意地と競帝王の意地で2着。ちなみに6コースと2コースの決着で2連単はたったの580円でした。
エコにこだわるベイパの一員阿波勝哉


三国みなづき第1戦優勝戦

 今年も6月、折り返しとなれば自ずと気持ち引き締まる時期。みなづき第1戦制覇の瞬間であります。インコースから123/456の順です。1秒前、スタートいたしました。
 15トップスタートの1号艇島川光男に対してチルト+1度の5号艇須藤博倫が捲りに行き、ミツオが須藤を受け止めた展開を突いて6号艇今坂晃広が差しを決め、2007年7月丸亀キヤンテイーンカップ以来となる通算5回目の優勝は三国前節さつき第1戦で優勝した兄今坂勝広に続く今坂兄弟連続優勝。
 惜しくも逃げ切れなかったミツオは2M突っ込んできた2号艇川原正明を行かせて捌き2着。

鳴門G1大渦大賞優勝戦

 枠なり3vs3の進入から逃げの体勢を作りきった1号艇松井繁が1.45.1の好タイムでぶっちぎり、鳴門G1V3・記念通算50回目となる通算92回目の優勝で、昨年に続く大渦大賞連覇。次も同一実況アナウンサーの三国G1なので、G1連続V有力でしょう。
 対照的に2番手は混戦で、外マイの3号艇田村隆信と捲り差しの5号艇辻栄蔵と差し伸びた6号艇池田浩二で接戦になり、2Mは最内の池田浩が先行も田村が包んでかわし、辻ちゃんが差して捌きます。
 しかし2周1M、田村を牽制して回った辻ちゃんの懐に、切り返して小回りの池田浩が潜り込み、BS同体に持ち込んだ池田浩が2周2Mを先行して逆転2着。3月の多摩川やよい杯ことSG総理大臣杯(プレゼンターは秋山莉奈)を優勝した東海地区81期池田浩が2着争いを制しました。

住之江報知新聞大阪本社発刊45周年記念ダイナミック敢闘旗優勝戦

 枠なり3vs3の進入から内枠2艇がスタート遅れ、16トップスタートの3号艇古結宏が捲った展開を突いて捲り差しを決めた4号艇茶谷信次が住之江初・通算7回目の優勝。レースを作ったダイナミック敢闘賞の古結が2着。
 尚、大一番で29スタートやらかし、結果辛うじて3着と2連対出来なかった1号艇丸岡正典は次節、丸岡城でおなじみ坂井市の三国G1で巻き返し狙います。