大村競艇の名物レースG2競艇祭〜マクール賞〜。常にクールに美しくベストを尽くす哲人服部幸男(静岡64期3422)が予選6戦全勝で勝ち進み、12R準優勝戦では2周目に大逆転を見せ優出1号艇で完全優勝にリーチ。
 そして優勝戦は枠なり3vs3の進入から服部先生が05トップスタートを決め、これに対し永遠のライバルにして盟友の3号艇松井繁(大阪64期3415)が捲り差しで挑むも流れて後退。独走になった服部先生は昨年度末の3月31日G1蒲郡ダイヤモンドカップに続く通算72回目の優勝
 2008年3月唐津一般競走以来6回目のパーフェクトV、そしてSGV4含む記念V23の実力者である服部先生はこれがG2初Vです。ちなみに2008年3月2日付けの携帯マクール唐津コーナー内「エンタ亭カナエの先走りブログ」(からつ競艇携帯サイトからも携帯で行けます)に前回完全優勝時前日のとってもクールビューティな服部先生の写真があります。
 レースに戻って、後続は2号艇今垣光太郎と4号艇山崎智也の差し合戦になり、2M内から先マイの山崎智也に対しガッキーが全速戦で挑みますが、捲りきれず山崎智也が2着。

 それにしても今節の売上は54億7328万2000円と、昨年10月のG1海の王者決定戦(45億6171万9700円)を上回る大盛況。他の周年と日程が重ならなかった事がメンバー的にも売上的にもいい方向に働いたようですね。
 そんな大村競艇は下に貼り付けた優出者インタビューを始め、選手紹介(前半後半)などの各種動画をYouTubeで公開(一覧)してくれるとっても太っ腹な場なのです。

 さて、本日は常滑スプリングカップ最終日津ヤングファイター戦4日目が強風高波浪の為に中止順延。とこなめは明日、津は明後日が最終日になります。

多摩川日刊スポーツ賞優勝戦

 G2サンケイスポーツ賞フローラステークス確定後に東京競馬場から多摩川競艇場に移動して優勝戦のみ是政夢劇場生参戦。
 この選手を生で見たくて心と体がうずうずした8戦6勝2着2本の白水勝也が1号艇の優勝戦は波高4cm南西向かい風6mの水面で安定板着用。
 そして枠なり3vs3の進入から4号艇冨田秀幸が絞りに行くも白水が受け止めきり、5号艇川上剛91期たけし軍団長の捲り差しも振り切って今年3回目・多摩川2回目・通算26回目の優勝。先月のSG総理大臣杯では敗者戦での1勝に終わる不完全燃焼でしたが、副賞のデジタルハイビジョンテレビを獲得した白水は表彰式(動画)で「総理杯ではちょっと…やられちゃったんですけど、まあ、これでちょっとチャラにして下さいお客さん。」と総理杯の借りを返せてほっとした感じのコメントを残しました。
 後続は冨田とたけし軍団長の2艇がややリードも2号艇仲口博崇と3号艇福来剛と6号艇野澤大二の差し3バイがキワどく迫る大接戦。
 ヒロタカマンを振り切ったたけし軍団長は福来に舳先掛けられそうになり、ここは何とか振り切ったものの、最内から艇を伸ばした野澤が2M押っつけにかかり、これを包んでかわしたたけし軍団長のターンが膨れた展開を待ってましたとばかりに冨田が4艇まとめて差しきり2着。
デジタルハイビジョンテレビの目録を持つしろうずたん


まるがめブルーナイターオープン記念レース優勝戦

 ブルーナイターオープン記念として餃子の寺岡神戸一哲炭火焼肉たむらの屋台が出店した豪華開催のファイナルは枠なり5vs1の進入から単騎ガマシの6号艇平山智加(香川98期4387)が04トップスタートから一気に絞り込むも、16スタートの1号艇太田和美が艇を伸ばし先マイ。そして智加の捲り差しを振り切った和美は今年2回目・通算46回目・丸亀3回目の優勝で初代ブルーナイター優勝者として名を残すと共に優勝賞金64万円と副賞の米1年分を獲得。
 後続は智加に対し、1M捲り差しも3号艇湯川浩司を叩ききれなかった5号艇今村豊が2M切り返して一気に智加と湯川の内に潜り込んで先行し、これが見事成功して智加を抜き去り逆転2着。
 ちなみに自分は和美と2号艇田村隆信の折り返し、すなわちたむ券大本線でしたが、たむらは智加に叩かれたのが響き5着敗退です。

 尚、今節の売上は28億9200万4800円と2月の鳴門四国地区選手権競走(19億7173万7500円)より約9億円も多い売上になりましたが、個人的にはこの勢いを持続してほしい為にも音程が外れたファンファーレと日本一見づらい1周2Mのカメラアングルは改善してほしいところ。

徳山周南市制6周年記念くすのき賞優勝戦

 1235/46の進入から1号艇清水攻二(今節選手代表)がイン逃げ圧勝で今年2回目・徳山2回目・通算7回目の優勝を飾り、集計期間最終勝率6.22でA1復帰に望みをつなぎました。
 後続は差し順走の2号艇永田啓二が、カドから差し続いた4号艇平石和男を2M→2周1Mと包みきり、2周2Mでは内から艇を伸ばした平石を行かせて捌ききり2着を取り切り、集計期間最終勝率6.21でA1昇級に望みをつなぎました。