澤乃井とゴン太くん 「レースに酔って、桜に酔って、そして銘酒に酔っていただきましょう。第4回澤乃井カップ、いよいよ頂上決戦12Rが始まりました。スタート展示では枠なり3vs3でありましたが本番も123456。枠なりで決まって行くのかな、という感じです。(動画
 ということでゴン太糸井誠一アナの実況でお送りします多摩川澤乃井カップ澤乃井ファイナル。ちなみに今夜の自分はレースタイトルである小澤酒造の澤乃井を飲みながら多摩川リプレイと蒲郡中継とJLC NEWS(120分)最終回に浸りました。

 「対戦6人。まず1号艇、受けて立ちます地元のエース一瀬明。2号艇、出るかシラケンスリット白石健。3号艇、ベテランの意地と味松野京吾。4号艇、是政は気合いが違います梶野学志。5号艇、SG二冠・捌き格上原田幸哉。そして6号艇、勝負のチルト3柳瀬興志。以上の六強、優勝戦澤乃井ファイナル12Rです。
 スタートまで40秒きりました。まずインに座ります1号艇人気の中心・地元のエース一瀬。その一瀬をぐっと睨むように2コースには2号艇のしらけん白石が入りました。3コースカド受けが3号艇ベテランの松野京吾。456引きまして4カド4号艇梶野学志、地元のカジノ。5コースが5号艇、原田幸哉捌き格上。最アウトが6号艇、チルト3柳瀬興志。
 スタート10秒前、気温13℃、風は南寄り左横風。

さあ行こう優勝戦澤乃井ファイナル!

 123/456、1秒前、スタートを切りました!1.2コース1号艇2号艇そして4コースから4号艇が好スタート。6号艇が大捲りを打っていく!大外から6号艇の柳瀬これがチルト3の大技!6号艇の柳瀬大外から捲って出ました!その後ろは5号艇2号艇、更に内を通って4号艇が並んで2番手争い。準優勝争いが大接戦であります。スタートは全艇正常でありました。第2ターンマーク6号艇の柳瀬が回る。その後ろ4号艇回ってズバッと内側しらけんが入ってまいりました。


 と、チルト+3度の一発勝負に賭けた3661柳瀬さんが13トップスタート踏み込んで大外捲りを成功させ先頭。2番手争いは先差しのしらけんに対し、松野を叩いての差しでしらけんの内を突いたカジノが2M先行も、これを行かせて捌いたしらけんが単独2番手。

 「体勢が6番2番、その後ろは4号艇のカジノが現在3番手。更に後ろは1番5番最後尾は3番という展開であります。先頭、緑の勝負服6号艇の柳瀬大伏兵、山口のチーム今村の広報部長!6号艇の柳瀬、大外からチルト3の勝負を懸けまして内側5艇捲りきりました。大技を見せましてそのまんま逃げまくります6号艇の柳瀬であります。鮮やかな航跡をひきまして、軽やかに、爽快に、アグレッシブにガンガン飛ばす6号艇!6号艇の柳瀬、そして2番手2号艇しらけん、2号艇白石追いまして4号艇のカジノが3番手。更に後ろは5番1番、最後尾が3番という展開であります。
 直線から1マーク、6号艇の柳瀬が回ります。先頭悠々6号艇の柳瀬。2番手守って2号艇白石、3番手が4号艇梶野学志の順です。体勢624。季節は桜花爛漫。6号艇柳瀬も爛漫!今年の初優勝、多摩川初優勝、通算5回目の優勝へ向けまして6号艇の柳瀬。最後の直線まっしぐら。2番手争い競りがありましたが、どうやら2号艇の白石が2番手です。あと40を切りました。先頭6番の柳瀬興志ゴールイン優勝!続いて2番の白石4番カジノ、5番の原田、1番の一瀬、最後尾3番松野がゴールしました。勝ったのは6号艇の柳瀬興志!第4回の澤乃井カップ、多摩川弥生三月第三節を制しました、おめでとう!

 
 ということで豪快な大外捲りを披露した柳瀬さんが2005年10月19日大村競艇マクール杯競走以来となる通算5回目にして多摩川での初V、そしてマクール杯優勝直後に始まった「☆3661☆柳瀬興志の競艇選手ブログ」開設後の目出度い初優勝であります。副賞の澤乃井を手にして文字通り勝利の美酒に酔った事でしょうね。
 さて、現役競艇選手ブロガーの第一人者であります柳瀬さんは現在選手会山口支部副支部長ですが、新年度からは遂に支部長就任。まさに支部長就任への春爛漫な景気づけといった感じの目出度いVで、柳瀬新支部長と福永達夫新選手会長との二人三脚で選手会山口支部の景気もチルトアゲアゲとなりそうですね。
柳瀬新山口支部長のプロペラ

 ここで多摩川競艇HPにありましたお知らせを掲載します。

<ファンの皆様へ>
私事で恐縮ですが、本日をもって実況放送を卒業することになりました。
ファンの皆様には長い間本当にありがとうございました。
これからも多摩川、そして競艇をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
ファンの皆様、さようなら!  =ゴン太=


 ゴン太さん、長い間本当にお疲れ様でした!

丸亀四国新聞社杯優勝戦

 うどん屋データベース讃岐うどん遍路がとっても便利な四国新聞社のタイトル戦は今節選手代表の宮武英司が優勝戦1号艇。
 ですがレースは4号艇新良一規が動いた142/356の進入から新良が31、2号艇川口貴久が22とスタート後手を踏み、06スタートの3号艇片山友多加61.8kgが重量感溢れる絞り捲り一撃で先頭に立ち、愛弟子に重野哲之を持つ事でも知られる片山友多加が2004年2月桐生一般競走以来となる通算19回目の優勝を飾りました。
 14スタートの宮武うどんは壁無しの展開もあって片山にうきょー!とあっさり捲られましたが早めに絞られて小回りに徹した旋回が功を奏し、BS伸びた宮武うどんは2Mも小回りでしのぎ、1M捲り差しから2M全速で攻めてきた6号艇土屋昭との2番手併走に持ち込み、2周1M内有利に回って2着を取りきりました。

住之江G1太閤賞競走優勝戦

 猛者達の浪漫が舞う水上太閤記は枠なり3vs3の進入から1号艇松井繁(大阪64期3415)が王者の逃走劇を披露し、これで今年は3回目、地元住之江は23回目、記念は49回目でうちG1は41回目、通算では90回目の優勝。順走の2号艇坪井康晴が2着。
 今回はドリーム戦千成賞ファン投票第1位の期待に応える見事な走りで、今でも忘れない2007年2月26日の50周年以来となる太閤賞V4達成です。表彰式では「蒲郡の12R1号艇、僕のライバルの服部が走るんで、みなさん応援お願いします!」と、永遠のライバルにして同期の盟友服部先生にエールを送りましたが果たして…(下に続く)

G1蒲郡ダイヤモンドカップ優勝戦

 「第12レ〜ス。ゆ〜しょ〜、か〜いし。」ということで中村高志前審判長が昨日から復帰した蒲郡DCは12346/5の進入から1号艇服部幸男(静岡64期3422)が、ただがむしゃらに押しの一手で迫る2号艇篠崎元志の強つけまいを、ベイベ楽勝〜とばかりに鋼の壁で蹴散らして1Mを先制し、「序盤から感じた勝利のオーラ。酸いも甘いも経験し、守る者、最高の宝を得て、強大な強さは甦るぅ!またビッグ戦で沈黙を破ってアダルトに革命を起こしてくれ!男はいつまでも強さという浪漫を追い求めていきます。1号艇の服部幸男強かったぁ!(動画」とベストを尽くして圧勝した服部先生は記念V23にして通算71回目の優勝は永遠のライバルにして同期の盟友・王者松井繁との同日G1Vです。表彰式では「松井はね、地元なんでね、簡単に勝つだろうなとは思いましたけど。まあ、あいつも応援してるってのを聞いてよかったと思ってます。」とエールに感謝した哲人服部先生です。
 後続ですが、2着は先差しの3号艇大賀広幸を蹴散らしての2番差しを決めた4号艇今坂勝広(静岡)が入る静岡ワンツーで、3着は1M捲り差しから2M全速握り込んだ5号艇秋山直之がゴルィン。「かくてい!いっちゃくいちばんにちゃくよんばんさんちゃくごばん。
G1蒲郡ダイヤモンドカップのカップと小切手

 ちなみに、男の憧れ、憂いのダーティー・サーティーを地で行く哲人服部先生がデビューした平成元年を代表する傑作アルバム「UNICORN/服部」のジャケットに登場した酸いも甘いも知り尽くした熟年は鳶職人の中村福太郎さんです。
服部(紙ジャケット仕様)