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 メッカ住之江競艇で競艇界の頂点を争う4日間の短期決戦SG賞金王決定戦はトライアル最終日。前座の賞金王シリーズは準優勝戦が全て1号艇の頭、シリーズ敗者戦を含めても6R7Rの2着以外は全て1号艇の頭にして全レースで1号艇が2連対というイン絶対有利の競走水面。ちなみに6Rは絶対スロー主義の6号艇今村豊が6コーススローから15トップスタートを決めての捲り差し、7Rは4号艇吉永則雄が10トップスタートからのカド捲り一撃という内容でした。


 そんなイン激強のシリーズ5日目が終わり、ここから決定戦トライアル3日目の模様。ひとつめのトライアル11Rは1号艇濱野谷憲吾が枠なり3vs3の進入から一走入魂09トップスタートのイン逃げを披露。
 濱野谷は4号艇吉川元浩のつけまいを弾き、差してきた2号艇湯川浩司に舳先を掛けられながらも振りきって1着になり、2008年度競帝王に決定した濱野谷が競てい王の名に恥じぬファイナル進出。
 対して、地元浜名湖のSG競艇王チャレンジカップを制して競てい王への挑戦権を獲得した坪井康晴は6号艇という枠と、1Mで3号艇魚谷智之がブイに接触した影響もあって差し届かず、それでも2M内から押っつけ濱野谷・湯川に続く3番手で旋回したものの3艇に差されて最終着順は6着。競てい王チャレンジカップ覇者は決定戦覇者を超えることが出来ず順位決定戦回りです。

 昨日まで2戦全勝の王者松井繁が3号艇、2着1着の井口佳典が2号艇になった2つ目のトライアル12R
 ここも枠なり3vs3の進入になり、1号艇瓜生正義が一走入魂のイン逃げを披露して勝負駆け成功の1着。これにより本日は12R全てで1号艇が2連対、うち10個で1号艇の白星に。
 注目のファイナル1号艇争いは井口が王者を牽制しつつの差しハンドルで王者を完璧にブロック。井口は5号艇今垣光太郎の捲り差しに叩かれながらもBS伸び返して2Mをウリ坊の次に回って2着。ファイナル1号艇を獲得です。


 和田アキ子から表彰される賞金王決定戦ファイナル枠番は以下の通りに。ちなみに大原由子トークショーはランチタイムの6R発売中です。

1:井口佳典 2:松井繁 3:湯川浩司 4:濱野谷憲吾 5:瓜生正義 6:吉川元浩

 自分の予想はK-BATTLEのコメント欄に投稿予定ですが、ポールポシジョンの井口に対する不安材料として先月の若松G1全日本覇者決定戦は準優1号艇もスタート遅れて5着、前走地の地元戦G1津モーターボート大賞は準優1号艇もインを取られて5着、間のチャレカは3日目10Rにフライングと勝負所の1号艇で勝てなくなってきてるところ。
 ちなみに王者がファイナル乗艇を果たしたので、年間賞金ランキングはファイナルの結果に関係なく無事故完走で王者が1位確定です。よって、2号艇になってプレッシャーが軽減された王者が井口を差しきる可能性も高そう。