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 来年度から始まるナイター開催の名称がブルーナイターに決定した丸亀競艇のSG全日本選手権。スペシャルゲスト和田アキ子(本名:飯塚現子)からの花束贈呈という特典があった優勝戦はG1V2もSG初優出の6号艇木村光宏(香川)が動いて16/2/345の進入に。そしてSG初優出にして記念初Vを狙う1号艇丸岡正典(豊中市出身奈良県在住)がプレッシャーに押しつぶされず14トップスタートを決め1M速攻体勢。
 ですが、4カド15スタートから伸びてきた3号艇瓜生正義(筑豊飯塚ブラックダイヤモンズ)の捲り差しがマルちゃんに届き、2Mを先行。しかしここでマルちゃん渾身の差しが入りほとんど同体。舳先を掛けて2周1M内有利に先行するマルちゃんに対しウリ坊は全速戦で応戦し食らいつき、2周2Mも同じく全速戦のウリ坊に対しマルちゃんは内で踏ん張り、3周1Mもウリ坊は全速戦で挑んで接戦変わらず。そして最後の3周2Mでウリ坊は差しに切り替え届きかけますが抜ききるまでには至らず、0.2秒差でマルちゃんが粘りきり、今年5回目・通算22回目にして悲願のSG初優勝動画)。大阪市出身のゴッド姉ちゃんから祝福を受け、水神祭も行われました。

 今年は1月の福岡釣船茶屋ざうお杯で完全Vを達成して博多ん大将丸ちゃんになったり、7月の真夏の王者決定戦では今年2度目の完全Vを達成して真夏の王者になったりと順風満帆でしたが、SG初制覇に至るまでには山あり谷ありラジバンダリ。
 2005年の桐生G1赤城雷神杯では写真判定の結果2着に敗れたり、2007年には同じく海無し桐生のSGオーシャンカップでは予選1位も準優Fで記念戦線から遠ざかったりと勝負弱い部分があり、今年も7月の海の日記念戸田埼玉新聞社杯で優出1号艇4着に敗れたり、丸岡正典なにわ賞直前インタビューも掲載された8月の住之江スポニチ創刊60周年記念なにわ賞では優出1号艇も同期連番の尼崎競艇ダービー杯王85期4043桐本康臣相手に3着敗退したりと、2度の完全Vがありながらも勝負弱い部分をみせてましたが、今日の大一番ではスタートきっちり踏み込んだりアグレッシブでエキサイティングな攻防戦が相次ぎました道中戦を粘りきったりと、うどんの国丸亀で遂にマルちゃんが出来上がりました。

 丸亀正典を襲名する場面もあったりした表彰式インタビュー(動画)では「こっからだと思うんで。丸岡正典こっからなんで。賞金王もですけど、毎年SG獲れるような選手になります。賞金王行ってみたかったんで、嬉しいです。」と語り、SG制覇により夢に見た地元住之江のSG賞金王決定戦出場権を当確にした喜びと、SG1個だけでは満足しない気合いが伝わってきまして、過去全日本選手権のみという選手も多い中、一発屋で終わらせない頼もしさを感じさせてくれます。ちなみに、マルちゃん優勝に大喜び小林亜里紗アナのblogリポーター小林亜里紗no☆arinkoテケテケ日記☆こちらこちらで紹介されてますマルちゃんパパは現地に行ってまして「とても見られる状態じゃなかったんで、レース中は耳をふさいで目をつむっていました。ゴールした時に目を開けたら3が前に見えたんで、負けたな…と思いましたよ。」と、レース中気が気でなかったそう。そしてレース後大阪に帰郷したマルちゃんパパはたっぷり勝利の美酒に浸りましたようです。
2007年G1江戸川大賞時のマルちゃん

 そんな今日は江戸川競艇場に行ってきました。昼間開催SG最終日でしかも祝日とあって5月以降の江戸川では一番混んでた感じです。イベントも行われてまして、「選手vsお客様ガチンコ対決イベント」として自転車ゲーム対決(ダウンヒルバイカーズ)、ハヤシライス早食い対決、エアロバイクを使った素人脚自慢スピード対決が行われましたが、寝坊した自分が見られたのは最後の脚自慢対決のみ。
 選手からは尾形栄治吉田宗弘石井裕美の3人が参加してましたが、このうち葛西から小岩方面に飲みに行く際自転車で移動するという尾形栄治が圧倒的な脚力で優勝したのに対し、最近落車して自転車恐怖症の吉田宗弘は一般客も含めた最下位になってしまいました。ですが、景品を余分に持参していた吉田宗弘はゲーム終了後にじゃんけん大会を行うという大盤振る舞いを見せてくれました。
 その後は氷雨でお馴染み日野美歌の歌謡ショー(撮影禁止)があり、氷雨の他に2曲歌ってました。氷雨どころか秋晴れの今日でしたが、氷雨は江戸川の客層とぴったり合致して多くのリスナーが集まってました。ちなみに、江戸川場内大屋根スタンドの大型ビジョンで見た全日本選手権優勝戦は原原土器土器でマルちゃんがゴールした瞬間ピークに達したのですが、大きく離れた3着に6号艇木村光宏ではなく4号艇石田政吾が入ってしまった時、一気にドッキドキが収まってしまいました。6の3着はあっても4の3着は無いということです。
選手vsお客様ガチンコ対決イベント


桐生G3企業杯サッポロビールカップ争奪戦競走優勝戦

 サッポロビールの企業杯は枠なり3vs3の進入から1号艇西村勝が13トップスタートの速攻で圧勝して今年2回目・通算32回目の優勝。後続は差した4号艇吉田俊彦が、1M捲り差し不発から2M切り返してきた3号艇齋藤勇を行かせて捌き、2周1Mでまた切り返してきた勇を再度行かせて捌きつつ、5号艇今村暢孝の突っ込みも包みきって2着。
 さて、まちゃるたんは3日目7Rで6号艇2コースから顔面蒼白ブルーナイターな48スタートをやらかし5着に敗れた以外は全て1着の快進撃。「サッポロビール最高。」の一言で締めてくれた表彰式中継によると賞金200万円の他にドラフトワン(その他の醸造酒(発泡性))1年分を獲得しましたが、新ジャンルはいらないとばかりに「サッポロビール、副賞で貰えるんですよね?」とアピール。ビール杯優勝者だけあってビールの味にもこだわるまちゃるたんです。ちなみに新ジャンルのパイオニア・ドラフトワンの初代CMキャラクターは吉田俊彦もとい吉田秀彦です。
キリンビール売りだった時のまちゃる一家


常滑ゴールデンレース優勝戦

 江戸川代替のゴールデンレースということで、もちろん江戸川競艇場で6日間場外発売されたシリーズの頂点を争う一戦は2号艇平石和男(2003年G1江戸川モーターボート大賞初日ゴールデンレーサー賞乗艇選手)の起こし位置がやや深めな枠なり3vs3の並びから3号艇徳増秀樹(静岡)が12トップスタートを放ち仕掛けますが、18スタートの1号艇大場敏が秀樹を受け止め1Mを先行、「残ったぁ〜リードは2艇身(動画)。」となりましたが、やや流れた分HS締め切れなかった大場に対し平石の差しが届き、舳先をねじ込んだ平石が大場を振り解いて2Mを先行。しかし、「アウトを全速フルプレーから3号艇徳増!」と秀樹の熱い全速旋回が平石に届いてHS急接近。ですが、内の利で2周1Mを先行したゴールデンレーサー平石が秀樹を振りきり通算36回目の優勝

 さて、三国コカ・コーラのお膝元桶川市のお隣上尾市に住むドリームハウス平石の今後ですが、三国G1北陸艇王決戦を挟みまして戸田オール女子戦サッポロビールカップ最終日の10月26日に戸田競艇場でサッポロビールを販売します。戸田が江戸川より優れている部分のひとつが、アサヒオンリーの江戸川に対して戸田はサッポロも販売してるということです。ちなみに今夜のサッポロビールカップを制したまちゃるたんは若松Citta Cupに出場するためビール売りには参加しません。

蒲郡菊花ナイト特別優勝戦

 今節オール6コースでオールチルト+3度の4号艇滝沢芳行(2001年常滑SG全日本選手権優勝者)に対し、6号艇松浦博人がマーク策に出て並びは123/546。
 そしてスリットは1号艇星野政彦が05トップスタート踏み込み、2号艇天野晶夫のつけまいを寄せ付けない速攻戦で先頭独走。「引いた瞬間、「やっても〜た〜。」とオーシャンで苦しんだ同じモーター。しかし今回はきっちり仕上げて他の戦う相手にやっかいな仕上げにも対応。熱い壁を築いてゆきました。兵庫支部元祖星の王子様が闇夜にまたシリーズの頂点にきらめきます。あ〜最高やでぇ!星野政彦鮮やかなイン速攻でした!(動画」ということで7月のSGオーシャンカップと同じ20号機(2連対率23.1%)を引いてしまい、心が青息吐息のブルーナイターになってしまうも今回は仕上げきって今年3回目・通算51回目の優勝。2006年9月の大村G1海の王者決定戦で記念初Vを果たした秋男の星野が今年も菊花の季節に優勝です。
 後続は天野あきおがつけ回って、3号艇平本真之も5号艇岡祐臣のカド戦に抵抗してのまくり戦。懐がら空きの所にタッキーの差しが飛び込みまして2番手に。ですが、2番差しの松浦ありゃりゃと伸びて2Mを先行。タッキーは行かせて捌きますが天野あきおの2番差しが鋭く、2艇まとめて差しきった天野あきおが2周1M切り返してきた松浦を包みつつタッキーの差し返しも振りきって2着に入り、ほしのとあきおのワンツー。

鳴門サントリーモルツカップ競走優勝戦

 昼のビール杯サントリーモルツカップは枠なり3vs3から3号艇谷勝幸が09トップスタートを決めて捲りに行くも1号艇志道吉和が受け止めきって不発。しかし、逃げ込み態勢の志道に対し2号艇角谷健吾Tokyo bay pirates)の差しが入り、2M外握り込む志道を振りきったベイパのケンゴが昨年大晦日平和島日本モーターボート選手会会長賞以来となる通算32回目の優勝。2M全速戦も流れた志道ですが、2周1Mで谷を行かせて捌ききって2着を守りました。
 ちなみにサントリーホールは東京都港区赤坂にありますが、ビール色の5号艇で優出した赤坂俊輔は5コースからの差し届かず4着でした。