ブログネタ
競艇ニュース に参加中!
 多摩川競艇場開設54周年記念、青梅市主催のG1ウェイキーカップ平和島SG笹川賞から続く東京の記念ロードを締めくくり、日本一の静水面・是政夢劇場の幕が開く優勝戦は1号艇濱野谷憲吾と3号艇白井英治が笹川賞優勝戦と同じ枠番で、枠なり3vs3からチルト+2度の6号艇湯川浩司が+02のフライング。
 ですが、Fの湯川は5号艇藤丸光一が壁になって攻められず、前方は白井の攻めをブロックして逃走する濱野谷と湯川を張って捲り差す藤丸で先頭争い。BSではエースモーター11号機の藤丸がピカイチの伸びで濱野谷に舳先を掛けて2Mを先行しますが、ここで濱野谷の差しが入り態勢逆転。しかし、1M外マイから2M差しで単独3番手に浮上していた赤カポックの白井が2周1M濱野谷の内に潜り込み、白井におっつけられた濱野谷はトップターンこそ果たしたものの白井を包むのに手こずり、エースモーター藤丸の差しがピカイチの伸びで濱野谷に届きまして2周2Mを先制。濱野谷は差し返しを狙いますが、ホワイトシャークの如く猛然と突進してきた白井を待って差した分濱野谷は遅れ、ここで藤丸が単独先頭に。
 1987年5月福岡競艇でのデビューから約21年、博多ん大将丸ちゃんとしてファンも多い60期3297藤丸光一41歳はここまで2着を5本連続で並べ節間ピン無しだったものの熟成された勝利の美酒を最後に手に入れ、通算46回目にして遂に記念初優勝の春が来ました。元祖丸ちゃんは今年2回目・多摩川3回目の優勝ですが、前回優勝は丁度3ヶ月前の3月10日多摩川四市競艇事業組合40周年記念と、G1ではないものの前回Vも多摩川周年という奇遇。G1住之江ダイヤモンドカップに登場するヤング丸ちゃん丸岡正典も元祖丸ちゃんの勢いに続き記念初Vといきたいところ。
 そんな訳で笹川賞と同じ5-1-3の結果だった訳ですが、丸ちゃんは節間ピン無しだった上に優出メンバー中唯一の記念未勝利選手とあって、エース機だったとはいえヒモトリでは買えても頭では買いづらいところでしたね。でも外れたけど元祖丸ちゃんに春が来たからこれでいいのだ。

 以上の様に元祖丸ちゃんに春が来た本日は見に行く事こそ出来なかったものの、レース名にふさわしく艇王植木通彦競走会理事が昨年に続いて来場。キラ盛小悪魔レーサー神子島みかとの対談を始めとするイベントを行っております。詳しくはKYOTEIブログに。
 艇王ウェイキーくんはイベントの他に、昨年同様青い不死鳥とのWウェイキーくん表彰式(動画)にも登場し、北九州の艇王ウェイキーくん40歳が博多の丸ちゃん41歳にG1初優勝の目録を贈呈。ギャルレーサー神子島みか(東京)も丸ちゃんに花束を贈呈し、かごしまから博多に花束が渡っております。

 最後に、1億7641万6900円の損害を青梅市に与えた多磨霊園急停車で京王線準特急王子から京王線各駅停車王子になってしまった湯川は若松SGモーターボート記念終了後F休みに入り、F明け後6ヶ月間G1選出除外。SG出場は大丈夫なものの、G1は7月31日からの芦屋G1全日本王座決定戦が年内最後となります。

津G1つつじ賞王座決定戦

 つつつじ賞結びの一番、王座決定戦は優出メンバー全員が記念ウイナーで、6人の記念タイトル数はなんと118。そんな豪華メンバーの王座決定戦は枠なり3vs3から1号艇松井繁が王者の逃走劇で今年は鳴門G1大渦大賞以来の7回目・通算では85回目の優勝。通算記念Vはつつつじ賞V4を含む45回目で今年の記念は児島SG総理大臣杯唐津G1全日本王者決定戦を含むV4となります。2着には「一世風靡していた頃の雰囲気に近づいている。足は充分だし、2コースから王者のミス突きたい。」と宣言してた2号艇田中信一郎が充分な足で外を牽制しての差し順走で入線し、大阪ワンツー。

児島競艇マクール杯優勝戦

 3月の当地総理杯は王者松井繁が優勝。王者は初SGの1996年笹川賞動画)も児島で、いわば児島は王者伝説幕開けの地。王者がつつつじ賞V4を達成した本日は児島競艇も優勝戦。惜しむらくは津では無く多摩川との併用開催だったところですね。
 そんな児島の優勝戦は枠なり3vs3の並びから1号艇倉谷和信(大阪)が09トップスタートの速攻で3号艇深川真二の差しを振りきり、児島の2Mもしっかり無事に回った倉谷が通算33回目の優勝

鳴門日刊スポーツ杯競走優勝戦

 123/465の進入から1号艇川上聡介が09トップスタートを放つものの流れ、外を牽制しつつも鋭い差しを入れた2号艇玄馬徹が川上を差しきり2006年12月浜名湖スポーツ報知ビクトリーカップ以来となる通算23回目の優勝。去年7月鳴門市議会議長杯競走で重傷を負い、正月の児島岡山県モーターボート選手権大会で復帰したものの一時は選手登録を抹消した程。そんな重傷を負った現場で復活Vを飾り、表彰式では男泣きの姿を見せJLC NEWSを見ていた自分も目元が潤んでしまいました。

丸亀ジューンカップ優勝戦

 さて、まるがめ競艇といえばナイター実施の話題。当初は2010年度からのナイター化を予定してましたが、工事が予想以上に順調でナイター実施を来年5月からに前倒し。これに伴い今年9月から導入される新モーターは減音モーターとなります。

 さて、ナイター前倒し発表後最初の優勝戦はスタート展示の枠なりから本番、2号艇吉田一郎がピット鋭発でインを奪い213/456。全員0台のスリットからイチローは1M先制するも、インを取られた1号艇荒井輝年のゴッドハンド輝な鋭い差しでイチローを差しきり通算35回目・丸亀2回目の優勝
 後続はイチローが2番手も、2番差しの4号艇君島秀三が2M内くるりと運んでイチローに迫り2周1Mを先行しますが、ここでイチローが君島を差しきり2着を守りました。