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 24場GW開催のトップをきって最終日を迎えた若松スポーツニッポン杯争奪GW特選。今節前の勝率が6.07とA1崖っぷちの勝率から(211111111)の驚異的成績で6.28まで勝率を上げてA1維持に成功した玄海のドーベルマン原田富士男が不動のシリーズリーダーとして1号艇になった優勝戦スタート展示が134625と人気対抗の2号艇瓜生正義が5コースになり、なにやら波乱ムード。本番はウリ坊が枠を主張して1236/45の進入からデビュー初優出の5号艇水摩敦が他を圧倒する12トップスタートを放ち、直内の4号艇西山貴浩若松地区スター)が33と凹んだこともあって水摩の絞り捲りが炸裂(動画)。これには水摩の師匠である3号艇田頭実(今節選手代表)とウリ坊とフジオの記念ウイナートリオも形無しで、若松英雄伝説を持つ師匠を乗り越えての捲りを決めた99期4413水摩敦21歳が99期一番乗りとなるメーデーたいデビュー初優勝の快挙。若松GW開催は昨年篠崎元志に続いて初優勝選手を生みました。
 後続は踏ん張ったフジオが立て直してフジオの上だを回ったウリ坊を振りきって2番手も、2M外全速のウリ坊がフジオに並んで両者マッチレース。2周1Mもウリ坊が全速戦仕掛けるもフジオが踏ん張りきって同体が続き、2周2Mでも同様にウリ坊が全速仕掛けるも、ここを踏ん張ったフジオが内の利でややリード。そして3周1M差しに転じたウリ坊を振りきったフジオがリードを開き、最後もウリ坊の差しを振りきって2着確保。5-1は有ったけど5-2は無かったので助かりました。

 さて、若松区出身のサッカー少年だった水摩は北九州高校体育科時代に教師から競艇選手の道を進められて99期生としてやまと競艇学校に入学。在校勝率1位7.17の優秀な成績で卒業した水摩はデビュー節の2006年11月芦屋ヤングスター選抜戦で水神祭こそ挙げられなかったもののいきなり準優進出というセンスを見せ、2007年1月2日の大村九州スポーツ杯争奪新春特選レース3日目5R新春に大村咲き誇る、みずみずしい水神祭を実現。「若松を代表する競艇選手になりたい」と意気込む水摩は「目指すは、師匠。越えるも、師匠。」と田頭神越えを目標にしてるだけに、師匠と師匠の同門フジオを捲っての初優勝は感慨深かったでしょうね。ちなみに北九州高校には全国でも珍しい魚部が存在します。