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 江戸川競艇今シリーズは第8回の関東日刊紙競艇記者クラブ杯。10日から始まった6日間のロングランシリーズは開催5日目、明日の優勝戦進出を懸けての予選最終日です。

 スタンドから見まして右から左の流れ。下げ潮40cm(北向かい風3m波高5cm)で始まりました第3R一般戦です。シリーズリーダーの1号艇永井源(愛知)に対し2号艇広瀬聖仁(愛知)がつけまい攻撃。永井、聖仁の攻撃を受け止めて先頭に立ちましたが2Mでバウンドしてしまうターンミス。差し伸びて2番手航走の4号艇木下頼房がこれを見逃さずに内に切れ込み潜り込んで逆転。2周1M永井は全速戦で再逆転狙いますが首都高方面に大きく流れてしまい勝負有り。
 かくして1着は木下になりましたが、永井が流れた事で2周1M小回りの広瀬が追いつき両者ほとんど同体。しかし2周2M聖仁がバタンと振り込んでしまい選手責任の沈没で勝負あり(動画)。成人の日に聖仁さんが沈んでしまいました。

 第5R4号艇1回乗りで登場の榮田将彦(2月7日生まれのO型)。1Mで握りこもうとした5号艇松下知幸の艇が大きく浮きますが(動画)、大勢に影響なく榮田は差し戦で3番手を航走。しかし3周2Mでターンが膨れてしまい、小さく回った2号艇片岡秀樹に並ばれて両者ほとんど同体でゴール。2日目第6Rでワンツーした榮田片岡ラブラブコンビの3着争いは、同タイムながら辛うじて榮田が先着しました。そんな榮田に数時間後ラブラブな朗報が届きますが、それは後述。

 第6R一般戦の開始です。4号艇後藤翔之は仕掛け遅れて最後方の位置。ですが2周1Mで5号艇木下大將におっつけていき5番手に浮上。しかし後藤に突っ込まれた木下大將は転覆を喫してしまい後藤には不良航法が適用されました(動画)。ちなみに1着は19トップスタートの速攻で押し切った1号艇中村二三男58歳。今シリーズの最年長が待望のシリーズ初勝利です。

 第9Rが始まりました。飛び出して早差しの2号艇吉野光弘が先頭、以下捲り差しの5号艇陶山秀徳が2番手、それに1号艇宇土泰就と飛び出して2番差しの4号艇服部達哉が続きましたが、「お知らせいたします。」ということで服部達哉が+04で吉野が+01のフライング返還欠場。これにより陶山が1着に繰り上がりました。

 11Rが始まりました。05トップスタートの1号艇伊藤誠二は江戸川のざ・ぅねりに引っ掛かったかターンが大きく流れ、そこに5号艇広瀬聖仁の捲り差しが。そして広瀬に捲られた2号艇パナソニック知幸は波に引っ掛かって選手責任の転覆。これに3号艇松村康太と4号艇濱崎直矢が乗り上げ松村も転覆、濱崎はエンスト(動画)。濱崎は再始動して制限時間ギリギリに完走しましたが、無事故完走優出当確だった松村は転覆でまさかの次点に泣きました。パナソニックは妨害失格でもおかしくありませんでしたが、不良航法で済んでおります。
 上記のアクシデントもあって先頭独走になった聖仁さんが成人の日に1着。前半沈没の汚名を返上しましたが、2連単8810円3連単94720円で場内唖然呆然。


 優勝戦ベスト6強の枠番です。

1:永井源 2:山地正樹 3:前野竜一 4:黒崎竜也 5:伊藤誠二 6:水上浩充

 松村優出漏れにより、同支部の水上支部長が繰り上がり優出。そんな今日は前野竜一59.7kgの優出を記念して、江戸川終了後亀戸行き無料バスに乗って豚゛竜らあめんへ。豚゛竜は博多直送の細麺と熊本風のマー油入りスープを合体させた豚骨ラーメンであります。

 ここでお知らせいたします。1月29日からの2008年江戸川最終開催日本モーターボート選手会会長賞では冠協賛競走を実施いたします。締め切りは1月24日で、申し込みは1階の総合案内所。協賛金は優勝戦が法人5万、個人3万。その他は全部1万円とのこと。払ったお金はオーナーの居住自治体の関係に寄付するそうです。

大村JLC杯男女W優勝戦最終日

 先に行われたA組優勝戦(男)は昨日アッコにおまかせ!にVTR出演して競艇CM和田アキ子に抱かれた感想を「男の人に抱かれたみたいでした。」とコメントした峰竜太が1号艇。2008年艇界一押しのスターレーサーは枠なり3vs3の段々畑スリットで24の一番遅いスタートも、きっちり先マイして押し切り2007年9月大村市長杯以来となる当地連続・通算7回目の優勝。次節丸亀G1企業杯新鋭王座決定戦でドリーム戦と競艇王子選抜戦の両方に選ばれ、競艇カレンダーでも非常に目立っているスーパースターに弾みが付きましたね。
 後続は差した4号艇小林基樹が2番手、外マイの3号艇岩津徹郎が3番手でしたが、1M差し続いた6号艇今井貴士が2M切り返し小林におっつけます。そして外握った小林も内でおっつけた今井も流れて共倒れになり、展開ずっぽしに差した岩津が逆転2着。

 後に行われたB組優勝戦(女)は1423/56の進入から4号艇松尾美和子(長崎)がスタート89のドカ凹みをやらかして1号艇香川素子(大阪→長崎)は壁無しになってしまいますが、3号艇金田幸子の捲りをブロックして大村先マイ。しかし松尾とターンマークをあわてて避けた2号艇岸恵子の間を絶妙に割った5号艇高橋淳美(大阪)が香川を捕らえ2M先制の構えに。地元初Vを狙う香川は大ピンチになりますが、2Mで香川はぎゅっと握って高橋を一気に突き放し単独先頭に。元同支部の美多眠あつみを従え、通算3度目にして大村初優勝です。

津グランプリシリーズ第10戦最終日

 津競艇史上初・男女W優勝戦のTSUグランプリシリーズ最終戦は男女共に副賞が津都ホテル共通食事券。先に行われた優勝戦(女子)は1号艇垣内清美(三重)を除く5人が優勝未経験というフレッシュな面々。レースは枠なり3vs3の態勢から外が早い段々畑スリット。垣内は23と一番スタート遅かったものの格上の貫禄で1Mを先制。しかし垣内が3号艇川邉加奈子を張りに行った事で出来た懐を突いた2号艇片岡恵里の差しがグサっと入り、84期4014片岡恵里はデビュー初勝利を挙げた津で優勝をデビュー初体験。江戸川の榮田に吉報を届けました。

 後に行われた優勝戦(男子)は枠なり3vs3から節間5戦4勝2着1回の1号艇生方厚成(群馬)が11トップスタートもターンマークを外してしまうターンミス。これを見逃さずにブスっと差しを入れて先頭に立ったのは初日4Rで生方に唯一土を付けた2号艇毒島誠(群馬)。後続は2番差しの3号艇篠崎元志が2番手でしたが、2Mで篠崎を差し返した生方が逆転。単独2番手になったウブはブスを必死で追いかけ群馬同士の優勝争いになりますが0.5秒差届かず、粘りきったブスが通算V6となる優勝。V6メンバーになったブスは峰竜太と共に競艇カレンダーで大きく扱われており、新鋭王座でも峰竜太と共に競艇王子選抜戦に選出された関東を代表する新鋭選手であります。

丸亀ボートピア朝倉開設15周年記念優勝戦

 愛媛県今治市(旧越智郡朝倉村)にありますボートピア朝倉開設15周年記念は1623/45の進入から2号艇山室展弘さんが絞りに行き、1号艇今泉和則が抵抗の1M先制。これを受けて山室さんは今泉と6号艇荘林幸輝の間を割る捲り差しに切り替え、山室さんと今泉の間を捲り差す4号艇新美進司を振りきって地元?丸亀7回目・通算94回目の優勝。2着は2M差して浮上した今泉でした。
 山室さんの金言が存分に味わえます表彰式も行わまして、以下がJLC NEWSで聞き取った内容です。

谷口修アナ(以下:谷)「おめでとうございます。」
山室さん(以下:山)「どうもお世話になりました。」
谷「丸亀では7回目の優勝となります。通算は94回目、今の率直な気持ちいかがでしょうか?」
山「ええ、地元で勝ててうれしいです。」
谷「もう常に丸亀では地元っていうお話をいつも聞かしてもらってますが、やはりその、強いお気持ちでの優勝戦だったと思うんですが、やはりその、丸亀は地元という意識強いですか。」
山「そうです。」
谷「今シリーズ振り返って頂きたいんですが、エンジン的な仕上がりなんですが、序盤からどういった感じでしたか。」
山「僕はもう、大体頂いたエンジンでそのまんま走るんで。」
谷「充分戦っていけるという手応えはあった感じなんでしょうか?」
山「まあ、みんな同じモーターなんでね。メーカー一緒なんで。」
谷「優勝を確信したのはどの辺りになりますか?」
山「そうですね、昨日の夕方ぐらい。」
谷「やはりその辺り、自信あったということですよね。」
山「冗談ですけどね。ゴールするまでわかりませんでした、はい。」
谷「かなりあの、競り合うレースでしたが、ご自身も乗っててこう満足できるレースだったんでしょうかね?」
山「みんなね、あの、強い選手ばっかりだったんで、そういう人相手に勝てたからうれしいです。」
谷「最後まで大勢のお客さんが残ってくださいました。いつも地元というお話ですが、残ってくださいましたファンの皆様に、これからの抱負を含めて一言よろしくお願いいたします。」
山「もうそろそろですね、皆さん買って下さい尼崎、はい。」


福岡釣船茶屋ざうお杯優勝戦

 ブログでお馴染み魚谷智之ザ・魚になった福岡SG全日本選手権から1年2ヶ月が過ぎましたが、多分第1回の釣船茶屋ざうお杯はNo Boat No Life魚谷香織VIVA!キューティーブログが公開された本日が最終日。
 優勝戦はザ・魚が優勝した桐生SGオーシャンカップで予選1位ながら準優10RのFで記念戦線から遠ざかってしまった次代の浪速ん大将丸岡正典が節間6戦全勝で1号艇。そして16/23/45の進入から09トップスタートを放ち、3号艇小林茂幸のつけまいを振りきって福岡2回目、通算18回目にして初めての完全優勝達成。福岡前節新春開運特選レースで優出1号艇3着に敗れた博多ん大将藤丸光一とは一味違う新マルちゃんの底力を福岡のファンに猛烈アピールしましたね。ちなみに福岡競艇から一番近いざうおは天神店、関西のざうおは難波店です。

宮島睦月賞優勝戦

 枠なり3vs3の進入から1号艇横田茂が押し切り、通算16回目にして宮島初優勝。宮島16優出目での悲願実現に水神祭(動画の5分50秒過ぎ)も行われました。
 後続は宮島名物の5号艇濱村美鹿子が差して2番手でしたが、2Mで前が詰まって行き場を無くした鹿さんに2号艇荒井輝年が突っ込み鹿さん後退。1M捲って荒井と3番手併走だった3号艇芹澤克彦がここで2艇まとめて差しきり2番手浮上。ですが、2周1M慎重に回る芹澤に荒井が全速戦で挑み両者併走となり、2周2Mで芹澤に再びつけまい浴びせた荒井がここで突き放し逆転2着。しかし代償として荒井は1周2Mで宮島名物を虐待した件で不良航法が適用されました。
 2周2M荒井に捲られた芹澤はここで鹿さんに差されますが、3周1M差し返して3着争いに。そして3周2M、必殺バンビターンを遂に披露した鹿さんが芹澤につけ回り、同タイムながら再逆転成功の3着。やっぱり宮島ではひと味違う走りを見せますね。 

下関市議会議長杯争奪クリスタルカップ優勝戦

 3号艇で優出を果たしたガンダム好きの飯山晃三が展示落水を喫し、戦わずして優勝戦36連敗になるアクシデントがあり5艇立てになった本番は12/456の進入から1号艇森定晃史が通算2回目の優勝
 後続は3カドから緩急自在に捲り差した4号艇山本寛久が2着。3番手は差した5号艇渡辺真至でしたが2Mで流れてしまい3番手は渡辺真至と2号艇榎幸司による争いに。2周1Mで渡辺真至が差して内外入れ替わりますが、2周2Mで内の渡辺真至が転覆(動画)。外を回ったアントニオ榎が逆転3着になりました。
 戦わずして敗れてしまった飯山晃三でしたが17時頃に妻優勝の吉報。悪いことも起こればいいことも起こった本日の飯山家でした。

三国日本財団会長杯水仙花賞優勝戦

 静岡から4名が優出した一戦は123/564の進入から1号艇二橋学(静岡)が逃げの態勢を作りきって2002年8月浜名湖中日スポーツシルバーカップ以来となる通算16回目の優勝。2号艇大場敏(静岡)が2艇の静岡勢を張った事で、後続は差した6号艇信濃由行(石川)、4号艇坂口周(三重)の順に。そして切り返しから2Mを先制した坂口が信濃に並び、2周1Mで信濃を全速捲りで突き放した坂口が逆転2着。

 18日からの三国次節はおまちかねの4日間決戦むつき第1戦。地元からは今垣光太郎が出場予定です。