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 ソフトバンクホークスでお馴染みヤフードームから地下鉄で3駅の福岡競艇場で開催されていたSG賞金王決定戦も遂に最終日。
 フレッシュな女性実況陣と共に一足早く始まった賞金王シリーズ戦優勝戦スタート展示オールスローの162354から本番では進入こそ4と5が入れ替わったものの起こし位置はピタッと折り合って16/23/45。シリーズ戦V3に向けマイシロをたっぷり取った1号艇太田和美(待機行動違反)はシリーズ戦連覇を狙う2号艇赤岩善生の捲りを張っての逃げを決めようとしますが、そこに大外から5号艇山崎智也の捲り差しが。
 Sports@nifty競艇特集が「サンタスティック!」と絶賛した程の鮮やかな捲り差しを決めた山崎智也は粘る和美を振りきり、「初出場の群馬県出身、山崎智也です。名前覚えてもらえるようにいいレース見せて帰ります。応援よろしくお願いします。」とシリーズ戦初出場ながら即優勝の快挙を達成。通算では記念25回を含む57回目の優勝です。鋭い捲り差しを決めた裏にはプロペラのアドバイスを送ったTBPクラブのホームラン王村田修次の存在が。実は今年2回しか優勝がなかった山崎智也ですが、これで来年の児島SG総理大臣杯にムラッシュ共々出場する事も決定しました。


 日本一を見よ。内田和男アナの実況による賞金王決定戦ファイナルは6号艇三嶌誠司のピット離れが悪く結局枠なりだったスタート展示同様、本番も三嶌誠司が「大外から真っ向勝負、クリーンに行きます。」と一部のファンをがっかりとさせた淡泊なピット離れになったため、かなり浅めな枠なり3vs3に。待機行動違反を取られた程のたっぷり懐を取った起こしから逃げを狙う1号艇吉川元浩(兵庫79期3854)に対し3号艇湯川浩司(大阪85期4044)が捲りに行こうとするも、2号艇井口佳典(三重85期4024)が「水の上では同期も友情もない。」とばかりに艇をねじ込んで湯川に抵抗。この間に吉川は井口の艇をチョコンと張って逃げますが、チョコンと張られた井口は同期湯川を道連れに大きく流れ、井口は振り込んで責任外のエンスト失格。道連れにされた湯川も大きく不利を受けて銀河系は那珂川の星屑になってしまいましたが、湯川は「井口に対しては何もない」というコメントを残してます。
 さて、逃げた吉川は差してきた4号艇魚谷智之(兵庫76期3780)を締めて振りきり、SG8優出目にして悲願のSG初優勝下関G1競帝王決定戦を含む通算25回目の優勝が賞金王決定戦になった2007年度競てい王吉川元浩は建築会社に就職後現場監督になるも阪神大震災による自宅崩壊に遭い、逆境から立ち直る為に一念発起して年齢制限ぎりぎりで競艇選手の道へ。24歳でデビューした苦労人が猛牛から巨人へ、そして福岡で鷹と化して高く羽ばたいたのであります。
 後続は1M捲り差しから3番手を航走した5号艇松井繁(大阪64期3415)が本番ピットにぴょんぴょんとスキップして向かう程な王者マツイダゴッホの精神的余裕を水上でも見せて2Mで魚谷を捲りきったらHS魚谷を締め込んで、2周1Mを先に回って逆転の2着に入りお揃いTシャツ軍団のワンツーです。この結果に王者は「自分が優勝するのが一番だったけど、吉川が優勝出来て良かった。」と祝福のコメントを。3着に敗れた魚谷ですが、ウイニングラン終了後ピットに帰還した涙目の吉川を鎌田義と共に出迎え祝福。吉川のSG水神祭にも参加して喜びを分かち合うと共に年間獲得賞金1位を守り通しました。これにより獲得賞金ランキングは兵庫のワンツーに。思えば、魚谷のSG初優勝もここ福岡のSG全日本選手権で、あの時はイン36王者スタートの松井を2コースの吉川が捲った展開を突いて3コースの魚谷が捲り差しを決めたレースでしたね。