一昨日の台風で中止順延になった九州の4場が今日優勝戦を迎えました。結果的に優勝戦の数が同じく4つだった昨日とうまく分散されましたね。ということで今日は2つのスポーツ報知杯を含む九州4場の優勝戦特集を東から順にお伝えしていきます。


 若松スポーツ報知杯争奪戦競走は12536/4の進入となりましたが、今年V8目指す1号艇金子良昭金子龍介の4コースつけまいも中辻崇人の5コース差しも全く寄せ付けない圧勝で優勝、スマイリー金子は同じ静岡の徳増秀樹と共に今年最多のV8達成。通算では52回目の優勝です。
 差し伸びた中辻が2番手で、きんりょうに及ばなかったきんりゅうは2コース順走秋田健太郎60.1kgも僅かに捲れず4番手。しかも大外単騎から差してきた中西長松に2Mで突進を貰って5番手後退、きんりょうときんりゅうの明暗はいよいよくっきりしてきました。が、2周2M斬り込んで長松を弾いた金龍は4番手に上がり、更に3周1Mで秋田犬のインサイドに潜り込んで一気に3番手。そして金龍は3周2Mの差しで一気に中辻にまで迫り、金子ワンツー実現まであと一歩というところまで行きましたが、0.1秒差惜しくも中辻に届かず3着まで。しかし金子ワンツー実現への闘志はまさに龍の眼光。


 芦屋JLCカップは4コースから絞ってきた地元宮地秀祈2日目からの追配ながら優出)の捲りをインから飛ばした1号艇石渡鉄兵が芦屋初優勝、通算では28回目。今夜のJLCニュースワイドにこの勇姿が初登場、画面を越えて石渡鉄兵がファンの皆様へ興奮と感動(動画)を届けました。
前走江戸川一般競走に続く2節連続優勝と芦屋2節連続優勝を狙った金田諭が5カド差しで江戸川鉄兵に迫るも及ばず2着まで。
尚、新婚パワーで自身2度目の優出、初優勝よいらっしゃ〜い長尾章平は大外からの差し全く届かず最下位でした。


 唐津スポーツ報知杯は2コース18トップスタートから差した伊藤誠二、3コースから捲り差しの廣瀬将亨とイン残す宮武英司、それに5カド捲りで初優勝目指した地元宮西真昭がBS4艇ほぼ併走でしたが、結果はBS内にいた順に決まり、BS最内から2Mを先制した伊藤誠二が前走桐生新東通信杯に続く2号艇での連続優勝。唐津では2回目、通算では38回目のVゴール。
伊藤誠二の次に回った廣瀬が宮武の差しを振り切って2番手、そして宮西のターンは外へ流れて宮西は4番手、更に2周1Mで外の廣瀬が内の宮武を差しで突き放して大勢が決しました。


 大村競艇クイーンが次節G1海の王者決定戦宣伝の為泉岳寺の笹川記念会館に遠征してJLCに出演したのでクイーン不在の大村一般競走は1号艇木村光宏がインから押し切って今年V4にして通算では24回目の優勝
2コース順走の吉田徳夫が2番手でしたが。4カド捲り差しから2Mの差しで単独3番手に上がった白水勝也が3周2Mの差しで一気に海苔夫に迫ります。しかし僅かに及ばず、海苔夫が2着を守っています。

 ところでミッチーは初日発祥地選抜を2号艇からのイン戦で1着になってますが、このレーススタート展示でイン、本番でもインに入る構え(動画)だった1号艇白水が突如回り直して大外に入った事件(ピットアウト時にミッチーと接触した際?ボート破損の為)があったことは特筆に値します。