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 人機一体となりました巧腕レーサー達がアグレッシブな走りを展開していますG1江戸川大賞は今日が2日目の競走水面です。ちなみに自分は午後から江戸川競艇場に行き、雨の中鳴り響くツーサイクルエンジンのエキゾーストノートを堪能し、夜は東陽町で第2回POG会議(指名馬は月曜のエントリーで発表)に参加して帰宅後直ぐに寝たのでこのエントリーを書いているのは月曜の午前です(月曜は江戸川大賞計年)。

 第9Rはいいダッシュがついた佐々木康幸(前半第3R1M握って振り込み転覆)が4カド捲りを決め汚名返上の1着、5コース捲り差し野添貴裕とイン捲られた秋田健太郎と大外2段捲り田中豪BPクラブ)で2着は接戦でしたが2周1Mを差した野添が抜け出し、焦点は秋田犬と田中豪の3着争いに。
 そして攻防の結果は思わぬ内容となり、3周2Mで内先マイの秋田犬に対して田中豪が石渡鉄兵に突っ込まれて転覆という明暗で秋田犬が3着になりました。そして、この転覆で田中豪は左くるぶしの打撲で負傷帰郷しました…。

 イン19トップスタートの原田幸哉(当地不得意ながらコースレコード保持者)が1着、5コース握った山本隆幸が2着になった第12R
 2周1Mインサイドを小さく回って5番手から一気に3番手に上がった村田修次(BPクラブ)が外側2艇を牽制しながら2周2Mを回ったところで波に引っ掛かってもたつき、そこへ最後方からインサイドを小さく回った伯母芳恒が突っ込んでムラッシュ転覆。外側2艇は転覆の煽りで減速、伯母が3着になりました。不幸中の幸いで、ムラッシュは帰郷しませんでした。

 また、廣瀬将亨がイン戦決めて1着になった第10Rではムラッシュにペラのアドバイスを受ける隠れBPクラブ員の山崎智也が4カド差しから、2コース順走の井口佳典と2番手を争い、2Mでは内を突いてきた4&5番手の2艇を行かせて差しを決めようとします。
 しかし最後方から同じく内を突いてきた花田和明がもたついてるところに山崎が接触。派手に花田と接触した井口は大きな不利を受けて5着に落ちましたが、山崎の方は幸いにも接触の影響は小さく、ここで2着をとりきりました。
 ですが代償として群馬の貴公子智様は接触の影響で左けい部打撲を負い、群馬の貴公子智様は帰郷なされました。20日から始まる浜名湖SGグランドチャンピオン決定戦の為に大事を取ったのだと思いたいですね。それにしても初日は舞台裏で知らないおじさんに「山崎智也って誰だ?」と訊かれるは、この日は首を痛めるはで成績こそ準優1号艇ペースでしたがストレスが貯まった2日間だったと思われます。

【優勝戦特集】

 ここから下は6場の優勝戦特集です。
常滑さざなみ特別

 5月4日の若松かっぱ杯に始まり、児島竜王杯争奪戦尼崎OBCラジオ大阪杯と4節連続で同じ斡旋でした1号艇山室展弘さんと2号艇丸岡正典
 現地参戦した1マークの番人竜鯱まくり差しさん(出走表表紙写真ありがとうございます)によると、山室さんは「モーターは普通です。1枠?考えていません。」、マルちゃんは「山室選手と走る事で勉強になる、児島の時は足に差があったので差せなかったのでリベンジしたい」とのこと。

 愛知の貴公子・抱いてセニョリータ山智様こと山田智彦アナの美声に導かれて始まったレースは6艇の進入スタイル、4vs2と分かれました。寄るさざなみにも負けない5号艇原由樹夫53歳が3コースに入り最終隊形はインから1253/46。
 大外の準地元後藤正宗の実家が愛知県知多郡武豊町)が17のトップスタートを決めて絞りますがインの山室さんが伸び返して先マイ、これに対して2コースのマルちゃんは後藤正宗の絞りに焦ったか差しが流れて勝負あり。
 かくして、1Mで他艇を置き去りにした山室さんが今年6回目にして通算92回目の優勝、マルちゃんとの優勝戦3番勝負を2勝1敗(若松は山室さん優勝に対しマルちゃん準優9R敗退)で終えました。今後は2人それぞれの道を歩みます。
 後続ですが、5カド差しの平子茂と大外捲り差しの後藤正宗を僅かにリードし2番手、そして4コースから平子を先に行かせて差した本部真吾がBS最内から2Mを先マイという流れでしたのでマルちゃんはこの時点では5番手でした。
 この本部の2M先マイで明暗が分かれ、平子が本部を差して2番手キープだったのに対し、外全速旋回の後藤は外へ流れて脱落。後藤を差したマルちゃんがここで4番手浮上、更にはHS最内から本部にも迫ります。そして、2周1Mで本部が平子に外全速旋回仕掛けて流れたのに対し、マルちゃんは内小回りで本部に並びます。そして2周2M先制したマルちゃんは単独3番手に上がり、3周1M全速旋回で平子にも迫り一気に2着奪取?
 しかし3周2Mも外全速で追いかけたマルちゃんですが平子を抜くことは出来ず、0.2秒差で平子が粘りきりました。
 寄るさざなみにも負けず、平子茂48歳がんばりました。自分の舟券が123 124 126 213 214 216 132 142 162の9点だったので3連単4830円頂きました。平子さん、そして追い上げで舟券に絡んでくれたマルちゃんありがとう。

昭和アーケード開設記念KIRIN協賛蒲郡トトまるナイト特別

 ビールで言えばKIRINは苦みで勝負。しかし水面上の6人のメンバー、苦いお面思いはごめんです。美酒を味わうのはたった1人です(動画)。
他艇を制圧です、とにかく強い。光り輝くシリーズのウルトラマン原田富士男がインに入り、ハンドル回り足魅力の切れ味深井利寿の3コース08トップスタートからの捲りをシャットアウト。
 「別格のパワーとハンドルでシリーズを常にリードし、そして頂点に一気に駆け上がって行きます。他とは違ったペラで正解を出していきたいと探求心旺盛な水上のウルトラマン」(アナウンス工房WestSiteの2月5日を参照)は貴方の財布をこれからも救いたいとガンバリマス。一番人気優勝にシュワッチ!ということで圧勝楽勝の優勝を飾ったフジオが、記念V2の実績者にもかかわらず地元の若松G1全日本覇者決定戦(この日は地元スーパースター植木通彦11Rでフライングのアクシデント)に呼ばれなかった憂さを晴らしました。主催者には江戸川から作間章を強奪するくらいなら地元のフジオを呼べといいたいですね。
 後続に目を移しますが、外深井、中にはさえ渡る戦略、うなる実戦足、狙える地元の堀本裕也が2コース順走で入り、内にはベテラン巧み、風貌もコーナーワークも渋さと哀愁小林昌敏が4コース差しで入り2番手接戦。
 そして2Mで内からおっつけようとする小林に対して、地元の堀本が艇を伸ばして包んで応戦し小林は脱落。堀本、そして2艇を行かせて斬り込んだ深井との2艇接戦に変わりますが2周1Mで深井を包んで回った堀本がここで深井を突き放し勝負あり。地元の堀本が2着、深井が3着です。

三国九頭龍賞

 若手1人vsOver40が5人という平均年齢が高くなった一戦はスタート展示同様枠なりながらオールスロー。ということで6号艇山内直人53歳はスロー進入とはいえなんと大外でした。いつも前付けする人なだけに大外では何もできず6着に終わりました。
 先頭に目を移しますと、インから押し切った若手飯山晃三28歳が先頭でしたが、若さ故に締め込む事が出来ず、2コース順走から2Mで内に潜り込むことに成功した原義昭48歳が突進差しで逆転、岡山のベテラン原由樹夫原義昭が2003年12月の丸亀善通寺市ほか10町競艇事業組合35周年記念競走以来約2年半ぶりとなる通算46回目の優勝、長崎の若手飯山晃三が2着となっています。そして3着には4コース外マイから2Mで2艇をゴージャスに包んだ松野京吾49歳が入ってます。

 若手の飯山君はこの悔しさをバネに来年の地元開催大村G1企業杯共同通信社杯新鋭王座決定戦で頑張って貰いましょう。
 って、新鋭王座は86期以降でないと出られないですって!?これはおかしいでしょう。20代は全員新鋭王座に出られるようにすべきです。ましてや現行のルールでは誰も記念ウィナーがいないのですから。出走選手の質向上の為にも20代全ての選手に新鋭王座の権利を!

丸亀一般競走

 前節の優勝戦は新人さんでしたが今節の優勝戦はいつもの梶西達アナの実況でした優勝戦。
 1号艇・若手の台頭めざましい静岡の次なる秘密兵器重野哲之がイン06トップスタートからの速攻戦圧勝で今年4回目の優勝を飾りました。通算では7回目の優勝です。
 2コース順走宮武英司、三コースから重野と宮武の間を割ろうとするも割れなかった三号艇三好一、4カド差しから迫る林恵祐で2番手は接戦となります。2Mは宮武が林に舳先を入れさせず先制、三好が外をぶん回し、林は内を斬り込みます。次いで2周1Mでは三好が林を包んで林を4番手に落とし、宮武が最内を斬り込み、ここで2番手は2艇の攻防に。そして2周2Mを内から先制した地元の宮武が2着争いに競り勝ったのでした。

びわこ一般競走

 減音型モーター採用後初めての開催は、減音モーターと波のうねりに実績がある高橋勲がF休み明けながら9戦8勝2着1回の成績でシリーズリーダーとなり1号艇。果たしてF休みでG1江戸川大賞に参戦できなかった憂さを晴らせますか。
 しかし、枠なり3vs3の本番で3コースの森脇徹が36のドカ凹みをやらかし、この展開を利して4カドの加瀬智宏が捲り差し。差された勲は2着に終わり、群馬の貴公子智様が5月14日三国さつき第1戦以来今年2回目となる通算15回目の優勝です。

多摩川競艇バースデイカップ

 新人実況で萎え萎えの優勝戦はイン00タッチスタートの699勝レーサー一瀬明が3コース04スタートから握り込んできた佐野隆仁をブロックして逃げ切り、通算700回目の1着を優勝で飾りました。
 2番手は外マイの佐野、5カド差しの吉田稔、2コース残しの山口哲治で接戦になり、1Mも2Mも握りだった佐野が2周1M差しに転じて2着争いに競り勝ち、最後まで接戦だった3着争いは3周2M内先マイの吉田稔が競り勝ちました。