静岡2強対決だった津優勝戦は、初日記者選抜ワンツーコンビに加え、横澤剛治もいて内3艇が静岡となった。
更に戸田G1競艇名人戦名人位決定戦コンビが4号艇と5号艇に陣取る渋さも見逃せない。
優勝戦の枠順は、記者選抜に勝った坪井康晴が1号艇で、2着だった服部幸男先生が2号艇。
枠なり3vs3となったレースは枠順が大きくものをいう形となり、イン17トップスタートのつぼイ、2コース22スタートの服部先生が、スタートから外4艇(32〜37スタート)を圧倒。
インつぼイが、2コース服部先生を全く問題にせず1M先制、先生にすら捲らせず差させずの完璧なイン戦で、津G1東海地区選手権以来今年2度目の優勝を飾った。
準優日の2回乗り前半消化レース3着さえなければ完全優勝だったのが惜しい。
つぼイのあまりの圧勝ぶりに1M差しともつけまいともつかないターン(一応差し)になった餃子先生は、つぼイの影すら踏めなかった上、BSでは5コース差し大西英一に迫られ、2Mで追撃を振り切り2着という結果ながら、それでもとうとう今節つぼイ以外の選手に先着を許さず、9戦7勝2着2回で終えた。津ぼイさえいなければ。

ペリカンさん特集
ペリカンさんSG7勝を誇り、2000年にはSG3連覇を記録するなど、悪夢の2002年宮島SGグランドチャンピオン決定戦優勝戦F、その後の事故点オーバーB2転落、8項適用半年間斡旋停止までは、艇界最強だった西島義則
中でも圧巻は、5号艇からの前付け2コース、80m辺りのかなり深い進入から08トップスタートを決めイン松井繁を差しきった2001年児島SG競艇王CCとか(ちなみに2着は2Mタコヤキ王者が流れた所を差した仲口博崇)、
6号艇3コースから、イン11トップスタート1M先マイ逃げ切り体勢松井繁をここしかないという狭い隙間で鋭角捲り差しを決め差した2002年尼崎SG笹川賞(ちなみに2着は2Mタコヤキ王者が流れておまけに振り込んだ所を差した今垣光太郎)だ。
そんなペリカンさんの次回斡旋は、6月30日からの蒲郡G1中日スポーツ杯争奪オールジャパン竹島特別
で、なぜペリカンさんかというと、SG優勝戦のタコヤキ王者は信用できない「あのスタート見ればわかるやろ!」「あの進入見ればわかるやろ!」ということ。